最近は液晶を使った表示装置が多くなっていますが、離れた場所や、暗い場所でも確認できる7セグメントLEDも捨てがたい存在です。
そんな中、共立エレショップで販売している、2チャンネルLED温度計キットを見つけたので、早速購入し製作してみました。
この温度計の特徴は、センサー部と表示部が最大100mまで離せることと、センサーへの配線が2本なので設置が簡単なことです。
主な仕様
組立
細かい部品は既に実装済みで、LEDを半田付けするだけで終わりです。
電源とセンサーの配線
電源はDC5V,消費電流90mAですので、市販のACアダプターを使うことができます。
センサーの配線
温度センサーはDS18B20を使用しており、GNDとVDDのピンを合わせてー端子とし、真ん中のピンをDQ端子として2本線でボードに接続します。(最長100m)
最高温度・最低温度の表示機能もありますが、今回は使用しておりません。
PCとの接続
外部出力機能として、CSV形式でシリアルによりデータを出力していますので、それを使いPCにデータを取り込んでみました。
このキットの通信端子はRS232Cではないので、PCに直接接続は不可能です。
そこでRS232CのレベルコンバータとUSBシリアル変換モジュールを介してPCのUSB端子へ接続しました。
RS232Cレベルコンバータ
シリアルUSB変換
ブレッドボードで仮配線実測中
通信条件 : 9600BPS
データ : 8ビット
ストップビット: 1ビット
フロー制御 : なし
データの例 #21.8 , 20.5$
データは1行1レコードで、「#」で開始「$+CR+LF」で終わりデータ間は「,」で区切られています。