めいすいの写真日記

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もういちど、日本・・・「池袋の老舗映画館」

2020-04-16 | 映画

1月14日(水)BS4K で放映された6分間番組

もういちど、日本 「池袋の老舗映画館」 

人間の闇 命のきらめき 見たことのない 表現がしたい 底なしの野心に  ボンジュール!  
ここじゃ夢だって 二本立てだ

 1956年(昭和31年)3月、まだ戦後の廃墟の面影が残る東京池袋に「文芸座」が開館した。その後、名画座に転向し、様々な特集上映を行い。40年以上にわたって営業を続けたが1997年3月に閉館している。
   その後パチンコ屋ビルとして再建、2000年12月にテナントの一つとして「新文芸座」 がオープンした。

   

  今も、平日は2本立ての日本映画の名画を、土曜の夜はオールナイトで上映している。土曜の夜のオールナイトを行っているのは日本ではここだけである。266席。

  私は、私の家は東上線志木なので、終点の池袋は十代から二十代にかけて良く訪れていた。文芸座も10回程度は映画を見るために入館している。
 記憶に残っているのは、黒澤明監督の「七人の侍」である。この時は何と英文の字幕がでるものだった。後になって分かったのたが、黒澤明が初めてマルチカム方式(複数のカメラで同時に撮影する方式〈英語版〉)を採用していて、日本語版では見れなかったからのようだ。やはり、こうした英語版を上映するのは「文芸座」だからこそと言えそうだ。  

めいすいの写真日記・・・「七人の侍」    

 もう一つ、オールナイトで中村錦之助主演の「宮本武蔵」の全編(1931-1965)5本立てを見たことだ。


 佐々木小次郎・・・高倉健、お通・・・入江若葉で、とても充実した時間だった。終わって出てくると夜が明けていたという印象がある。

 番組の中では、ゴジラシリーズを取り上げている。令和元年11月頃?
 令和2年のゴールデンウイークは、黒澤明監督の全作品の上映を行う予定だったようだが、コロナウィルスによる緊急事態宣言により中止となった。