water steppe memo

日々、考えていることをここに記します。
ブログと呼ばずに「日記」としたいところです。

接客って難しい

2010年09月15日 01時13分48秒 | 
「またか」と言われてもしょうがないのですが、画策したのは私ではありませんんので、本当にいかんともしがたいところです。最寄り駅に新しいラーメン屋さんができていました。豚骨で細麺で替え玉があってと、いわゆる博多ラーメンな雰囲気。味はアリナシで言うと十分にアリだと思います。豚骨ラーメンはあれど博多ラーメンは手近にありませんでしたので、選択肢が増えて嬉しい限りです。


ちょっと気になったのは、店員さんの行動。開店したてですから仕方ないとは思うのですけども、一番偉いと思われる方の接客方針が他の店員さんに対して十分に浸透していなかったり、やや空回り感が出ていたりしていました。

例えば、
店員A「ラーメン、コッテリ、バリカタ、チャーシュー入りました!!」
店員全員「ハイ!!かしこまりました!!」
みたいな元気いっぱいな感じを出したいのだと思われるのですが、掛け声が揃わなかったり、店長さん(と思われる方)だけ声出てしまったのでもう一度言い直そうとしてみたりと、優しく言えば
「そんなに無理しなくてもいいよ」
であり、厳しく言えば
「練習は裏でやれ」
である、という風でした。

あるいは。
お会計に向かうお客さんに気づいた店長さん、手があいて居なかったので別の店員さんに
「お客様、お会計です!!」
と声をかけるまではよかったのですが、他の店員さんも食器の片付けとかでみんな塞がっていらっしゃる。そこでお客さんに
「もう少々お待ちください」
とか、
「ただいま参りますので」
とか言ってくれれば十分綺麗に流れる話なのに、
「お客様、お会計です!!!!」
と、語気を強めやや叱責するかの様に(塞がっている)店員さんを呼んでしまっている。おそらく作業の優先順位が明確になっていなくて、店長さんは会計を先にして欲しかったのですが、店員さんは(待っているお客さんの為に)食器を片付けたかったのだと思います。


いわゆるリピーターを確保したいが為、開店したての物珍しさで来る客に良い印象を持ってもらいたい、という気持ちが全面に出ているのは好感が持てます。でも力が入りすぎて空回りし、それになんとなくイライラしている雰囲気も同時に感じられてしまったのが残念でした。怒られている店員を見て食事が美味くなる程、人間はサディスティックにできていないと思うのですよ。
せっかくそれなりの味なのに、店内の雰囲気がピリピリしていてはもったいありません。まずは接客をしっかりパターン化して頂きたいなあ、と思う次第です。

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