こんにちは。
藤原です。
年齢なんて関係ないですよ、
と、口では言いたいけれど、
やはり歳を重ねる節目がくると、
過去や未来についてあれこれ思いを巡らせがちです。
本日、20代最後の誕生日を迎え、
母からは、大学を卒業して東京へ出てずいぶんたったけど、という書き出しのメールが来て、
ずいぶん、
という言葉に、
そんなだっけ、と思い、
体感としては本当にあっという間だったけれど、
そういや6年もたったことに気づきました。
袖の触れ合い方が慌ただしい東京で、
こちらで出会った人は数知れず、
そしてそれによって変化していった、
自身の曲がり角も数知れず、
東京に、鞄二つでなんとなくやってきて、なんとなく人の家に泊めてもらっていた時に、今のわくわくも情けなさも想像できないように、
これから先も、まだまだ想像できないアップダウンがあるのでしょう。
本日は、一番好きな劇場、シアタートラムの稽古場でちょろっと仕事しております。
毎年恒例、世田谷パブリックシアターの「地域の物語」。
一般市民の方が、色んなことをテーマに演劇ワークショップを重ね、最後にシアタートラムで発表が行われる企画です。
今年のテーマは、性について。
今日ちらっと稽古場お邪魔してるだけでも、
なかなかに鳥肌実でした。
毎年のことですが、演劇と、人間について改めて考えさせられます。
誕生日を、この稽古場で過ごせること、
とても幸せだ。
はやくmizhenの公演で使うことに、思いを馳せながら!