海の幸、山の幸、うちの幸

のんきなお料理記録のはずが、いつの間にかレット症候群という難病の娘と日常のあれこれの記録に…。

靴の続きの続き

2019年12月27日 | すくすくひな日記
またサイズアップです

そして、足底板もパワーアップして登場です

 

表側は今までと同じです。

土踏まずのアーチを作るために、なだらかな傾斜を付けてフエルトを入れます。

進化したのは、外側(というか裏面)です。

右足と左足では若干違います。

前回(3か月ほど前は)厚さ1mm程度のゴム製の板を入れました。

これを入れた後、姿勢がびっくりするくらい良くなりました!!

今回は、右足は同じ処置をし、

左足には右と同じモノ+もう一枚細いゴム版を重ねました(画像青↓)。

そしてさらに、土踏まずをもう少し高くするために、

両足とも裏面に小さめにしたフエルトを足しました。

出来上がったものを履かせ歩かせてみましたが、

うーん

少し違和感があるようで、なんだかぎこちない歩き。

クツは3種類買って、どれも微妙に違うので、

クツに合せて状態も微調整する必要があるようです。

そこで少しづつフエルトを削り、滑らかな山になるように傾斜を整えました。

体重が重くなってきたので、フエルトもすぐに潰れてしまい、

土踏まずの高さを保つのが難しくなりました。

それを補う形で、裏面にもう一枚フエルトを足したというわけです。



ヒナの足には写真のようなタコができてしまいます。

どうしても、足の内側に力が入るようです。

フエルト二枚効果で、このタコができなくなるようにしてあげたいものです。

それにしても、3か月ほどしか持たないとは

ただいまヒナ急成長中です





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「電気」ポチっ!

2019年12月16日 | すくすくひな日記


現場を目撃しました

電気のスイッチを「ポチっ!」

一人で、ヒナが!!! です。


    


「ヒナちゃん、電気が付けられるようになったんだって

とCちゃんのママからメールが届いたのは、つい先日のこと。

なんでも、電気係のヒナが


『「教室の電気を一人でポチっ!とした」

と同じクラスのH君が嬉しそうに教えてくれた』


と、Cちゃんもまた嬉しそうにママに教えてくれた、というのです。



Cちゃんが実際に目撃したわけではないのですが、

H君が嬉しくてCちゃんに教え、

Cちゃんもそれを聞いて嬉しくてママに報告し、

ママもそれを聞いて嬉しくなって私に伝えた。

ということで、


モチロン、ヒナが一人でポチっ!とできるようになったことは、

涙が出るほど嬉しい出来事ですが、

周りのみんなが、そのことを自分のように喜んでくれている、

というのが、ポチっ!以上にもっともっと嬉しくて 




写真は自宅の電気スイッチの写真ですが、

学校のもこのタイプのもので、

この旧式のタイプは、的も小さいし、指に若干力も加えなければなりません。

それが、急にポチっ!とできるようになったわけは、

スイッチに貼った赤いまるシールにあります。


ヒナは特別に支援が必要な子どもですが、

普通級に通っています。

「合理的配慮」「保育所等訪問支援」については、前々から学校に申し入れてきましたが、

ようやく体育の授業にPTさん、

給食の時にOTさんが入ってもらえるようになりました。

そして、さっそくOTさんからのアドバイスの

赤まるシールが効果を発揮した!!というのです。

ほんの少しの配慮をしてもらっただけで、

今まで難しくてできなかったことが

こんな短期間でできてしまいます。


夏休み明けからは、クツに入れた足底板が効果を発揮し、

姿勢がぐんと良くなったヒナですが、

これも学校にPTさんが入ってアドバイスをくれたお蔭でした。。。


やはりこういった教育現場での専門家同士の連携が

子どもの発達に大きく関係するのだと

身をもって感じた今回のヒナの驚きのポチっ!なのでした。


今日は偶然にも学校でヒナがポチっ!とするところを目撃でき、

感無量の母たんでした








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お赤飯

2019年12月01日 | すくすくひな日記
秋から冬へと、季節が移ろうとしていたある日、

我が家では、ちょっぴり嬉しい出来事がありました

 

そんなわけで、今日の夕飯はお赤飯。

鯛の塩焼き、鶏の唐揚げ、野菜の天ぷら、ひじきの五目煮。

コレ、ぜ~んぶ、ヒナの大好物の献立です!


思えば…

生後半年でレット症候群を発症し、

一時は笑うことが少なくなったヒナにほんの一瞬だけ笑顔が戻った時、

他の子よりもずいぶん遅れた3歳でやっと一人であるいた時、

小さな乳歯が抜けた時、

重度の知的障害なので支援学校へ行けと言われながらも、普通級の入学許可をもらった時、

運動会のリレーをみんなに交じってやっと走らせてもらった時、

初めて「オカアサン」って聞き取れた時…


そんな小さな小さな出来事をいくつも重ねながら

ヒナの子育てを続けてきました。

他の人が当たり前にすぎて行く日常の出来事も、

我が家にとっては、とてつもなく貴重な大事件




そんなわけで、今日は何年振りかに登場したこちらの「アイスワイン」

特別な時にだけ、ひとり喜びをかみしめて飲んできましたが、

最後の1本となりました


只今、10歳10か月。

これからもどんどんと成長し、

やがて母を追い越していくのかな??

ゆっくり大人になってほしいけど…

加速を付けて成長をしていく姿を

見逃さないように、しっかり見守っていきたいと

改めて思った ヒナの成長の一歩の日でした


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