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季節を忘れずに咲く花、大きくなる木、きまぐれ猫、その他もろもろ日々の綴りです。

岐阜県白川郷合掌集落 11/7

2010年11月09日 | おでかけ

萩町合掌造り集落(世界文化遺産)


せせらぎ公園から展望台行きバスに乗って10分、展望台から見た合掌造り集落。
パソコン仲間7人のツアー旅行ですが、一人展望台行バスに乗り遅れて迷子に・・大丈夫かな~マッ、子供じゃないんだから、イッ~カ~!集落の写真をのんびり撮っていることでしょう。

*白川村荻町の合掌造り集落は、1995年12月9日にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。その代表的な民家「和田家」は同年、国の重要文化財にも指定された。



展望台からの帰り道は歩いて集落へ戻ります。下り坂道の紅葉し始めた木々の間から、国の重要文化財の「和田家」が見える。

国重文・和田家


一階のいろりを設けた大広間や居間、仏間や客間、寝間などの住居部分を見た後、暗い階段を登って二階へ。黒光りする屋根裏

の艶は、何百年もの歳月と暮らしの重みを物語る。



合掌造りは、江戸時代から始められた養蚕のため、屋根裏に棚を設置したのが始まりと言われている。



豪雪による雪下ろしの作業軽減と屋根裏の床面積拡大のため、急な角度を持っている特徴的な茅葺屋根になったと考えられている。




山に囲まれた集落には、山から流れ出た清らかな水が多量に流れている。人々は合掌屋根の家に今でも住居として住み暮らし、中には民宿になっている家もあり、旅行客が泊ることもできる。

合掌造りの屋根はどの家屋も東西を向いている。これは、屋根に満遍なく日が当たるようにするため、集落の南北に細長い谷にあり、南北それぞれの方向から強い風が吹くので、風を受ける面積を少なくするためと言われている。




合掌造りを守る地域住民の連携形式の「結(ゆい)」により、補修や茅葺の葺き替えが30年 - 40年に一度は行われている。屋根の葺き替えには、多くの人手と時間(全て葺き替えるのに二日間はかかる)を要する。(写真右側の合掌屋根はまだ新しく、最近葺き替えられたようです。)




庄川にかかる「であい橋」を渡って、バスの駐車場へ向かう。迷子になっている仲間の一人を探そう!であえるかな?

 LINK:岐阜県白川郷合掌集落

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