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季節を忘れずに咲く花、大きくなる木、きまぐれ猫、その他もろもろ日々の綴りです。

モザイカルチャー(バス旅行) 1 

2009年10月26日 | おでかけ
浜松モザイカルチャー世界博2009

最高栄誉賞「木を植えた男」

最高栄誉賞はモントリオール市(カナダ)の『木を植えた男』国際モザイカルチャー委員会IMCコンテスト

若者がフランス南西部の高地へ一人旅に出る。荒れ果て、乾燥した無人の丘陵地帯で水を求めて歩くうちに一
人の年老いた羊飼いに出会います。

口数の少ないその羊飼いの小さな家の中は、きれいに整頓されスープが火の上で煮えていた。若者はこの男と
いると安らぎを感じた。翌日彼の後について尾根の上に登って行くと、そこで男は鉄の棒を大地に突き刺し、種を
まいた。その荒れ果てた土地が誰のものであるか、男は見つけ出すことに関心がなかった。

男はかつて低地に農場を持っていて、そこで平和に暮らしていたが、一人息子を失い、それから妻も失くした。
やがてこの丘に移り住み、羊や犬と暮らし始めた。

ここの土地は木がないので涸れかけているというのが男の意見だった。若者は男の気持ちを良く理解することが
できたので、30年後にはあなたの植えた1万本のオークの木は、素晴らしいものになるだろうと話した。

30年後に若者がふと思いだした懐かしい気持ちのままに、再びその地を訪れると、記憶の中の廃墟の跡には、
今ではこぎれいな農家が建ち並び、人々が幸せで心地よい生活をしていることが見て取れた。木々が繁り、水が
流れ、道路沿いでは笑いを解するいきいきとした人々に出会い、子供達が駆け回っていた。

今は亡き羊飼い、エルゼアール・ブッフィエがよみがえらせた大地を回想するお話です。このお話が大好きですの
で紹介してみました。  *作者:ジャン・ジオノ(フランス)1895-1970「木を植えた男」


テーマ賞受賞作品「cuteでおいしい静岡市」

1998年にモントリオール市で国際モザイカルチャー委員会が設立され、3年に一度の世界博覧会が開催されて
います。浜松大会は第4回で、日本で初めて開催されるものです。




「紅雲の雪景富士。」静岡県出展の作品です。いわゆる、赤富士ですよね。さすが~です。




花博会場のエントランスを飾る、立体花壇です。


セージ1



セージ2



セージ3
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