千葉県市川市の消防設備点検"㈱宮川防災"ブログ「平たい話」

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自動火災報知設備 遡及工事・2

2009年04月06日 | 消防設備点検・工事
自動火災報知設備の遡及工事。

ざっくばらんに言いますと元々は自動火災報知設備が必要なかった
建物が何らかの理由によって設置義務が生じ、取付を行う事です。
その理由は使用用途の変更や法改正など様々です。

そんなこの工事には先日も申した通り、既に居住者様がいらっしゃいます。
そのため居住者様や管理会社さんのお力添えがなくては絶対に出来ません。



貫通の様子です。室内は天井裏に配線出来るスペースがありますので
問題ありませんでしたが、共用部・つまり廊下への線出しはドリルで
貫通工事でした…全部で24部屋、全てこの作業です。
露出になってしまうためボックスを付けました。



自動火災報知設備は「送り配線」と呼ばれる配線方法でなければなりません。
簡単に言えば全ての感知器が1本の線で繋がっている、とでも言いましょうか。
枝で電圧を取ってはいけないのが自動火災報知設備です。

既存の建物への工事は本当に大変です。。
お住まいの建物でもしも工事が入るような事があるようでしたら、
是非ともご協力をお願い申し上げます。

そして何よりも消防さんと打ち合わせ。
これが最も重要です。現場の状況を説明し、何をどうすれば良いのか?
難題もご相談に乗って頂く事で道が開ける事が多いです。

この現場も消防さんの助言あってこそ設置工事が完了しました。

設置工事までには必ず着工届、設置届、そして検査という流れになります。
早い段階での打ち合わせをしっかり行い、スムーズな対応をこれからも
心がけていきたいと思います。



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  宮川防災
  TEL/FAX 047-338-0708
  Eメール miya-bousai@infoseek.jp

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