【赤羽】コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばすピアノ教室★松本美和ミュージックアカデミー

自分で考え、行動できるお子さまに育てるために、開けてみませんか?音楽のとびら

褒められた子供はなぜ嘘つきになる?

2017-04-01 10:03:48 | やる気を引きだす工夫あれこれ
ごきげんよう

コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばす

東京都北区のピアノ教室 ぽこあぽこ音楽教室@松本美和です



今月号の教室便り完成しています




新年度特集号
まずトップに書いたのは
うちの教室の 今年度の教室は

【自己肯定感の高い子供に育てる】

です


そのためには
成果や能力でなく努力をたたえる

ことがポイント



私は この本の中で
心理学者C.ミューラーとC.デュエックの実験結果を見たとき
なるほどと思いました




先日 日経オンラインで
このことが書かれていましたので
皆さまにシェアいたします


実験の内容は
子どもたちに簡単なテストを受けさせ、
成績にかかわらず「80点以上だった」と伝えました。

同時に3つのグループに分け、
(1)「頭がいい」と能力をほめる、
(2)何もほめない、
(3)「よく頑張ったね」と努力をほめる、
の違った対応をしました。

その後、2回目のテストをすることを伝え、
「1回目と同程度の易しいテスト」

「1回目よりも難しいが、挑戦しがいのあるテスト」
のどちらかを選ぶように伝えました。 

すると、
(1)(能力をほめられた子)
の35%しか難しいテストを選ばなかったのに、
(2)(ほめられなかった子)
は55%。
(3)(努力をほめられた子)
では、なんと90%が
難しいテストにチャレンジしたのです。 

さらに面白いのはここからです。

3回目には全員にとても難しいテストをさせ、
成績をみんなの前で発表させました。

すると、
(1)の40%が
嘘をついて実際よりも高い点数を言ったのに対して、
(2)で嘘をついたのは
わずか10%でした。 

そして最後に、
全員に1回目と同じ易しいテストをしたところ、
(1)は20%も成績が下がったにもかかわらず、
(3)では平均30%も得点が上がったのです。

ほめられて能力に自信を持つと、
挑戦を避ける傾向が生まれます。

しかも、結果が悪くてもそれを受け入れられず、
嘘をつくようになります。

さらに、失敗を恐れて緊張して、
かえって成績を落としてしまう恐れがあるのです。

そもそも成果は、
本人の力だけでは決まりません。

周囲の協力、環境の変化、運・不運といった
本人以外の要素も大きく作用します。

だったら、
成果ではなく、プロセスをほめたほうが効果的です。

能力や才能といったように、
本人に関わる部分を。

といっても、
これらは生まれつきの部分が大きく、
ほめられても急には向上しません。

冒頭の実験で紹介したような懸念もあります。 

ところが、努力や工夫は
頑張り次第でいくらでも増やすことができます。

モチベーションやチャレンジ精神にもつながります。

努力をたたえることは、
本人にとってチームにとっても
理にかなっているわけです。 

というわけで、
今回紹介したいワンフレーズは「頑張った」(努力した、工夫した)です。

 NG 「この資料のまとめ方はどうかな?」「よくできているよ」(結果、内容)
 NG 「この資料のまとめ方はどうかな?」「センスがいいな」(能力、才能)
 OK 「この資料のまとめ方はどうかな?」「よく頑張ったね」(努力、過程)




プロセスを褒める言葉を増やそう

頑張るとは「耐えて努力する」ことです。
努力以外でも、本人が仕事や活動の
プロセスにおいて注力したこと(行動や態度)であれば
ほめる対象になります。

 話の内容に応じて、臨機応変に使い分けてみましょう。

 OK 「無事に大役をやり通すことができました」「よく我慢したなあ」
 OK 「何とか交渉をまとめることできました」「よくやりぬいたよ」
 OK 「これなら誰からも文句がでないはずです」「すごく工夫したなあ」
 OK 「これこそ最善の策だと思います」「粘り強く考えたね」
 OK 「やれることはすべてやりました」「力を出し切ったね」

   日経オンライン 
    能力を褒められた子は なぜうそつきになるのか?

この春
ピアノ教室の生徒さん
そして コーチングのクライアントさん

新しい出会いもたくさんです

これから一年間
私を必要として下さっている方の
自己肯定感を上げながら
進んでいこうと思います

植松努さんのこの本もお勧めです







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