【赤羽】コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばすピアノ教室★松本美和ミュージックアカデミー

自分で考え、行動できるお子さまに育てるために、開けてみませんか?音楽のとびら

コーチングを使ったレッスン 試行錯誤中

2013-06-13 02:02:25 | コーチング
先月 生徒さんに書いていただいたものを
毎日読み返している




レッスンに通う目的
生徒さんの長所 短所
子供の生徒さんは 保護者の方が期待すること
レッスンへの要望 ご自宅での練習の様子

好きなこと 嫌いなこと発見シートでは

先のことを考える?、今のことだけ考える?
思いついたらまず行動したい?まず計画を立てたい?
できるものを繰り返すのが好き? 難しいものを克服するのが好き?
ほめられると伸びる? 厳しくされると伸びる?
人の進み具合が気になる?人は気にならない?

これをやってみて
いかに私自身 生徒さんへの決めつけ 思い込みが強かったのかと唖然とした。
割と 褒める場面が多かったけれど
もっと 要求を出しても良かったのかと 気づかされた。

そして今日の 中学生の男の子のレッスン
彼は完全右上 プロモータータイプ 

曲を弾き終えたあと言ってみた。

《今の演奏を点数つけるとしたら何点?》
《10点・・》
《そっかあ。10点なのね じゃあ家で練習したときは何点だった?》
《40点くらい・・》
《そう? 40点なのね 今の演奏より30点上だったんだ
 じゃあ 家では60点減点、今の演奏は90点も減点されたけど
 どこがよかったら もっと点数取れてたの?》

こんなふうにアプローチしたところ
音を間違えたから とか途中で止まってしまった・・・
という 今の現状を 彼なりに言葉にしてくれた

《どうしてそうなったと思う?》
の質問には
《左手に気を取られていて 次の音の準備が遅れた
 メトロノームの音で 緊張した》
などの 返事が返ってきたので すかさず
《じゃあ、どうしたら そこがよくなると思う?》
と聞くと
実は先週もテーマだった
《ゆっくりテンポを下げて弾いたら もう少し余裕ができると思う》
との返事。

《そうそう 先生も そう思うよ
 だって 今の演奏だって 全部ができてないわけじゃない
 出来てないところは 数カ所なのに そこで焦って
 余裕がなくなってるように聞こえたよ。
 じゃあ 4小節ずつに区切って 練習してみよう》
と アプローチ

1分25秒で 第一関門はクリア
これには 彼もかなりニコニコの反応をしてくれたので
手応えを実感していたように思う。

さあ、来週も楽しみにしてるからね
やってみて!!!