goo blog サービス終了のお知らせ 

夫の体調記録~がんばろっ!~

お気楽夫婦だったのに・・・悪性リンパ腫と闘った夫、妻の日記

記録~1月13日~14日~

2005-01-30 18:41:35 | 夫の体調記録
体温を測ったら、39.9度だと解った。
先生から説明を聞いていたので、それも仕方ないと冷静に捉えられた。
治療開始するまではしょうがない。
13日に先生からまたお電話を頂いた。
治療は19日(水)で、という確定のお知らせだった。
その際に、高熱のことを話したところ、
ひどい場合は、解熱剤は飲んでもいいとのこと。
高熱になったり下がったりするが、感染からの熱ではないので。とのこと。

13日、14日は解熱剤を飲んで家で寝ていた。
高熱のため、うわごとを言ってずっとうなっていたらしい。
本人はだいぶ苦しんだと思う。
どうにもしてあげられない。

とにかく感染しないように、部屋を掃除したり、猫の世話は私がやる。
出血したら止血しづらいとも聞いていたので、注意する。

【精査結果の告知】1月12日

2005-01-30 18:39:23 | 夫の体調記録
【精査結果の告知】 

「悪性リンパ腫」で、当初はホジキン病と出たらしい。
が、再度検査を見直してくれたとのこと。
ちょっと違うのでは?とメルロー先生が念を押してくれたのかも。 

悪性リンパ腫には30種くらいのさまざまなタイプがあり、
それによって治療法も違ってくるらしい。
アカオさんの検査結果では、あまり症例のないタイプだったようで、
再度見直してくれたようだ。

そして出た答えが
「 Angioimmunoblastic lymphoma」 
非ホジキン リンパ腫のBとTのうち、T細胞の方で、
日本人には少ない珍しいタイプだそうだ。
その上、その中で分類される詳細病理名は先にあげたもの。 
普通あまりならない病気だそうで、日本名ではどうやって訳すかな・・・と、
つまり普段使わない病名ということ。
まあ、すらすらとその名称から

「免疫芽球性リンパ腫」

と訳してくれた。


早速治療にあたって相談してくれた。
すぐ始めた方がいい、と、できれば2~3ヶ月の入院。と。
私達が入院すると店がなくなる、入院はできない、という事情を言っていたので、
外来治療の場合の説明もしてくれた。

早速化学療法をするにあたり、迷う私達だが、先生は的確に説明してくれて、
すぐにも日程を聞いてくれたので、
一番早い都合で、1週間後の19日(水)になった。

先生は私達に配慮してくれて17日(月)にでも、といってくれたのだが、
どうしても仕事の都合で、19日にした。17日の料理教室(出張)が私には恨めしかった。


先生は普通に話してくれたし、説明をしてくれた。
点滴を何本かうって、その後5日間薬を飲み続けること、
10~14日目には白血球が少なくなるので、熱が上がること。
そのため、感染しやすくなること、それを気をつけること。
と、さらりと。
普通に話してくれるので私達の精神的不安もあまりなかった。

もちろん、時間とともにだんだん自覚してきたわけで、
アカオさんは先生を見送ってから、すぐに家に戻った。
車で運転して帰った。私はとても不安だった。
本人はどんな気持ちだろう、どう捉えただろう。。。


記録~1月12日(水)~

2005-01-30 18:35:25 | 夫の体調記録
熱は測っていなかったが、とにかくだるい(結局ひどい高熱だった)ので、
その日は、家で寝ていた。 

午後、メルロー先生から直々にお電話を頂いた。
精査の結果が出たのでご説明します。とのこと。

しかも、先生は私達(店)のことを知っているので、
多忙で抜けられないとお察し頂き、逆にこちらに来てくれるとご提案。
先生のご自宅も、店の近所ということも幸いした。
しかも今日夕方に立ち寄ってくれるという。
ご好意に甘えて、その日のうちに来てもらうことにした。
すぐにアカオさんに電話した。車を運転して店に来た。
とても優れない様子(高熱)。


記録~1月10日とその週~

2005-01-30 18:31:33 | 夫の体調記録
祝日。この日だったか、前日の日曜日だったか・・・。
アカオさんの二人の娘達が子供たちを連れて遊びに来るという。
午後3時~4時過ぎまで、自宅に1歳~4歳の子供たちが3人。
狭い部屋に元気いっぱいに踊り歌う賑やかな子供達と総勢6人で過ごしたようだ。

娘達も心配して集まってくれたのだと思う。
孫と娘に囲まれて過ごせたいい時間だったと思う。


■その週■

体温は測っていなかったのだけど、
正月明けの週末からずっと熱っぽいとは言っていた。
熱はかかっていなかったのだけど、
いよいよ12日前後頃から高熱があったに違いない。
そのためかだるかったようだ。

検査の結果はまだかなあ、先生からメールきてない?と、ずっと心配の様子だった。

記録~正月の週~

2005-01-30 18:26:37 | 夫の体調記録
翌日、夕方には機嫌よく故郷から帰ってきた。
懐かしい同級生や先生に会えて、嬉しかったようだ。

そのまま正月は家でのんびりして過ごしていた。
私は店で仕事してたけど、実際の営業は5日から。

正月休みに実家に帰って同級生に会えて、ゆっくり過ごせて、
この週は体調もよくなったようだった。 

「結果はまだかな?先生からメール来てない?」と気になっている。
と、6日(木)の午後、メルロー先生からメールがきていた。

CTスキャンの結果は、

【1.摘出した腫瘤の病理結果は「悪性リンパ腫」でした。
   現在、どのようなタイプの悪性リンパ腫かを精査中です。 

 2.全身のCT検査では、外から触れる腫瘤以外の病変はありませんでした。】

とのこと。心配してすぐにもお知らせしてくれたのだ。ありがたい。 

まだ精査中とのこと。詳細はわからない。
が、「悪性リンパ腫」に違いはなかった。

愕然としつつも、しかし精査の結果を待つまで悪く考えない、余計なことは考えない、
というのが私達夫婦。
先生を信頼して、精査の行方を待つのみだ。

記録~2005年正月2日~

2005-01-30 18:23:30 | 夫の体調記録
「年末年始なので、検査結果は遅くなる、年明けです」
とは聞いていた。 
正月2日は、体調は良かったので、午後、アカオさんは珍しく
「近所のホテルで昼ごはんでも食べるか?」
と誘ってきたので、ホテルのロビーで待ち合わせた。
が、満席でどこも入れず、二人でぶらぶらお店を探し町を歩いた。
アカオさんはご機嫌で楽しそうだった。

二人でこうやって歩くのは久しぶり。
私は仕事(帳面整理)もあるし、人ごみを歩くのが嫌だったので、
デパートの地下で何か買って帰ろう、と提案し、
アカオさんは鮨を買って店に戻って食べた。

静かな店内。天気も良く窓から日差しが入り、のんびりした。

その後、アカオさんは機嫌もいいし、体調もいいので、
予定通り、楽しみにしていた故郷での同窓会のため新幹線ででかけた。


記録~大晦日~

2005-01-30 18:18:31 | 夫の体調記録
おせち詰めを終え、午後には引き取りに来るお客様を待ちながら、
恒例のとっておきワインを飲んでいた。
毎年小さな子供を連れて来るNくんや、その後はYちゃんも、子供達を連れて来た。
大晦日、雪が降って積もった。

いつもは、普段飲めないとっておき極上ワインや熟成ワインを
一年の締めくくりに飲むのだが、
「今年は、若い精気のあるワインが飲みたい」
というアカオさんのリクエストで
スペインのワインを二人で飲んだ。 

そんな合間に3~4歳の子供たちが来たわけだ。


続いて夜は、毎年恒例の私の実家へ。まあ車で15分程度の近くなんですが。
今年はどういうわけか年越しに泊まった(アカオさんがそうすると言ったから)。
実家にも甥っ子が泊まりに来てた。4歳だ。


***

私達夫婦は、この頃、まだ心のどこかで「悪性リンパ腫」を疑っていた。
検査結果が確定していなかったし、良い方だけを信じていた。
少し不安はありつつも・・・。
そしてまだこの病気の内容を知らなかった。

記録~2004年12月27日(月)~

2005-01-30 18:11:39 | 夫の体調記録
この日は、CTスキャン検査のため、朝から病院へ。
先の生検の結果はまだ出ていない。
この日は検査だけだったので、特に変わりない。

夜は忘年会を兼ね、従業員たちと知り合いのイタリアンへ。
少しワインを飲んだが、すぐに眠ってしまったアカオさん(いつものこと)。
でも、いつになく私たちの昔話をしていたなあ・・・
16~7年前に行った旅行の話とか。
本人は酔っていて、翌日には覚えていないらしいけど・・・。

記録~クリスマスの週~

2005-01-30 18:08:44 | 夫の体調記録
■その週■
まあ、外科手術の部分は2~3日後には回復した様子。
っていうか、もろクリスマスイブとクリスマス。
1年で一番忙しい時期です。我々の商売では。きつかったね、アカオさん。。。 

ただ、手足の痒みが凄かった。
それと寝汗がびっしょりで、
その痒みと寝汗で、夜は何度も起きてしまい、全然眠れない、とのこと。
24日の夜中(というか25日未明)には、
手が真っ赤にはれ上がり、まるで湿疹かぶれのようだった。びっくりした!!



■クリスマス~翌週のこと■

クリスマスは結局忙しくなり、仕事に没頭(せざるを得ない)。
なんとか無事にクリア。 
今年のクリスマスは金・土曜日。
26日はクリスマス明けだけど、
日曜日のため、クリスマスできなかったお客様がクリスマスメニューをご利用。 
で、高夫さんの体調は、痒み以外では、いつもどおりになっていた様子。気分的にも。