夫の体調記録~がんばろっ!~

お気楽夫婦だったのに・・・悪性リンパ腫と闘った夫、妻の日記

百か日も過ぎました

2007-03-12 01:34:49 | 夫を想う
夫の百か日は1月23日でした。

早いものでそれから1ヶ月以上経ちました。

百か日過ぎる頃までは、このブログを開くことも辛く、
すっかり書き込みもご無沙汰してしまいました。

元々夫の体調記録として書き出したので、入院してからの記録も
日記風に書いてきたのに、
最期の2日間の記録をまだ書いていないままでした。
その最期の2日間を思い出すのが辛く、、、。



でも、もうすぐ5ヶ月経つんです。
百か日とは、遺族がそろそろ悲しみを乗り越えて前を向いて歩き出す頃、
と聞いています。
本当にそう思います。
いつまでもめそめそしていないで、しっかり生きていかなければ!
ようやっとそう思える時期でした。

私の場合、百か日までは とくに焦って何も考えず、
亡き夫と向き合って静かに過ごしておりました。
そうしたかった、自然な気持ちでした。

そうする間に、夫から何か教わったような気がします。
夫が教えてくれているというか、
今後の進み方について、自然と方向が見えてきた気がします。

そして、夫が温かく見守ってくれている、
そんな温かいものを感じ、
これまで以上に夫に支えらているような
心強くさえ感じられるようになりました。

夫の愛がよくわかるようになりました。
今までどれだけ私は甘えて生きてきたのか、、、
いろんなことがわかるようになりました。

涙を流すことも多いし、嗚咽が出る日もあるけれど、
夫に手を合わせ、大丈夫よ、心配しないで、
と語りかけ明るくしている日との繰り返しだけど、
そうやって時が経つにつれ、
徐々に夫の言うことがわかるようになってきました。

百か日から2週間後の頃、節分でした。
つまり、新たな年の節目、私にはそんな気がしました。
その頃というのが、夫の生前の誕生日だったものですから余計です。

1月はまだ今後のことで整理しきれない部分がありましたが、
そういうわけで、節分が過ぎた頃、
今後の自分の方向性を頭の中でまとめる動きが
とれるようになりました。

やっと友達や人に連絡したり会える心境になってきて、
今までのように明るく接することができるようになってきました。


大切な伴侶を亡くすということは、
生活が一変するとか、生活のために一層忙殺する日々に追われるとか、
とにかく大変なことでしょう。
悲しむ暇もないくらいでしょう。

でも、無理をしないで、悲しむ時は大いに悲しんで、
大いに泣いていいと思います。
私はそうしてました。
誰とも会いたくないし、だから会わないようにしてました。
特に親しい人には。筆さえも執れませんでした。
静かにじっと家に閉じこもっていたい、
夫と向き合いたかった。

うんと泣いてうんと悲しんで、
それがまだまだ続くと想うけど、
おもいっきり悲しんで泣いた方が、
あとは回復して這い上がるしかないから、
その方が自然な気がして、、、私はそうしました。


もちろん今だってまだまだ悲しみが
ふと襲ってくる日もあるんですけどね。


夫のためにも、恥ずかしくない生き方をしていかなければ!