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菅首相が日銀総裁と初会談=G20控え意見交換

2010-06-21 | 政治・経済を考える

菅首相が日銀総裁と初会談=G20控え意見交換

 菅直人首相は21日昼、日銀の白川方明総裁と就任後初めて首相官邸で約40分間会談した。26日からカナダ・トロントで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)を控え、国内外の経済・金融情勢について意見交換した。中国が人民元の対ドル固定を解除し、弾力化すると表明したことについても話題に上ったとみられる。会談は菅内閣で初の政府・日銀定期協議との位置付けで、政府側は仙谷由人官房長官、日銀側は山口広秀副総裁が同席した。白川総裁は会談後、記者団が「中国人民元についても協議したか」と質問したのに対し、「一つ一つのテーマについては申し上げない」と述べるにとどめた。中長期の財政再建目標を含む財政運営戦略や政府が決定した新成長戦略については「個々の細かい話については意見交換する時間がなかった」と語った。(jijicom)

  サブプライムローンの破綻が招いた「世界の金融危機」から、財政出動を繰り返すことでなんとか「立ち直り」かけていたが、「ギリシャの財政破綻」を機に世界金融(為替)がまた不安定になってきている。経済は、波のように上下すると言われる。しかし、このところの経済の振幅は大きい、想定以上に揺れる。経済が、急速にグローバル化していることと無関係ではない。菅直人首相と日銀・白川方明総裁が(G20)首脳会議(金融サミット)を前に会談することは、財政再建・新成長戦略を掲げる日本の立場を明確にするために、必要不可欠です。ほんらい、政府と日銀は不可分の関係であったほうがいいのですが、経済の波が不安定なこのような状況には、「緊密に協力・対応」することも大切だと思います。グローバル経済は、今「綱渡り」をしている。

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