梅原猛さんが亡くなっていたことを、今、知った。わたしの座右の書、H.ゼーデルマイアー著『中心の喪失』、この本は梅原猛さんから直接薦められたのですが・・・若き頃にこの本と出会っていなかったら、おそらく今のわたしはいない。
70年安保闘争の頃、「三美大祭」打合せのため「京美」にいたのですが、当時の学長さんが梅原猛さんでした・・・。「学長選挙」に学生代表が加わっていたことをわたしはその時知りました、梅原猛さんが自嘲気味にそのことを話すのを聴いていたのです・・・このような方が「学長」であればいいのにと素直に想ったものです。
梅原猛さんの著書もずいぶん読みました・・・優れた視点と好奇心の塊のような人でした。