12月1日(日)に第6回ボランティアスクールを実施しました。
今回の演習は「楽器を作ろう」,「演奏会に参加しよう」,「ボランティアスクールのまとめをしよう」という内容で実施しました。
午前中は演奏会で使用する楽器を,本校児童生徒と受講生が一緒に作成しました。クリスマスも近いのでクリスマスツリー型の台紙に鈴をつけて楽器を作りました。一緒に作成することで「どれがいい?」「何色にする?」などの会話が弾み,楽しい時間を過ごすことができました。
また,児童生徒の保護者は茶話会も実施しました。学部学年を超えた有意義な時間を過ごすことができました。
その後,体育館に移動し,本校職員による演奏会を鑑賞しました。
ギターや吹奏楽,バンドやウクレレでクリスマスソングやディズニーソング,パプリカなど児童生徒に馴染みのある曲が多く,一緒に楽しむことができました。児童生徒も自分たちで作った楽器を奏でて,一緒に演奏に参加することができました。
また,本校児童生徒と受講生で今年度のボランティアスクールの活動をスライドショーを見ながら振り返りました。
午後は,ボランティアスクールのまとめを行いました。
ボランティアを行うのに大切なことはなにか,コミュニケーションの大切さについて考えました。
最後は今年度のボランティアスクールの閉校式を行い,受講証と記念品として高等部作業班の製品を授与しました。
受講生からは,「このボランティアスクールを受講しなければ分からなかったことばかりだけれど,障害のある児童生徒とたくさん関わることができてとても充実していました。」「将来,特別支援学校の教員になりたいのでこの経験を生かしていきたいです。」などの感想があり,1年間を通して様々な体験で得られた想いをそれぞれの受講生が述べていました。
今年度のボランティアスクールは終了となります。多くの受講生,児童生徒に参加していただきありがとうございました。来年度も多くの受講生の参加をお待ちしています。また,活動の様子をホームページに詳細をアップしていきたいと思いますので,ぜひご覧ください。