胡錦濤主席がポルトガル訪問＝債務危機へ支援表明―英紙 について

2010年11月8日、英紙フィナンシャル・タイムズ中国語サイトは記事「中国、ポルトガルの金融危機対策支援を約束」を掲載した。

6日、中国の胡錦濤（フー・ジンタオ）国家主席は、フランスに続きポルトガルを訪問した。中国とポルトガルは多くの二国間経済協議を締結。その中には急成長を続けるポルトガル語圏経済体であるブラジルとアンゴラに合資企業を設立することも含まれている。

胡主席は、ポルトガルの世界金融危機対策を支援するため、適切な対策を採ると表明した。債務危機に苦しむポルトガルはEUや国際通貨基金(IMF)の財政支援受け入れを迫られる可能性があると懸念されている。胡主席の表明はポルトガル国債の買い入れを示唆したものと受け止められ、注目を集めている。中国はこれまでにギリシャ、スペインなど債務危機に見舞われた国の国債を購入している

　数世紀前に世界を分割支配しようとした、スペイン・ポルトガルを欧州列強から分割占領されそうになった中国が今度は逆に影響力をもとうとしているのである
　
　あとはイギリス・フランスを屈服すれば19世紀以降のの欧州列強との力関係がまさに逆転することになるだろう（次はイギリスか？）