石原都知事「銅メダルで狂喜する、こんな馬鹿な国ない」 について

　「銅（メダル）を取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ」。東京都の石原慎太郎知事は２５日、バンクーバー五輪の日本選手の活躍に対する国内の反応について、報道陣にこう述べた。

　同日あった東京マラソン（２８日開催）の関連式典のあいさつでも同五輪に触れ、「国家という重いものを背負わない人間が速く走れるわけがない、高く跳べるわけない。いい成績を出せるわけがない」と話した。

　国家という重いものを背負う背負ないといっているが、オリンピック出場選手の多くは、各種の遠征費用等の資金集めなどでで競技以外のことで負担がかかる現状でよいせいせきが出るはずもなく、言葉を引用させてもらえるなら『オリンピックの本質がわからない人間がいくらオリンピックを誘致しようとしても、いくら宣伝しようが、いくら金をばらまいてもオリンピックが東京にくるわけがない』ということになるだろう

　もし東京オリンピック誘致費用をオリンピック候補選手の諸費用およびメダルへの報奨金に回したほうがどれだけよかっただろうか、金は出さないが口はだすととういう典型的な発言としか思えない