まずソーダ石けん(dis、10%)

これを溶けやすいレシピで作り、これに 石けん1;湯1~2(好み)で溶くと少しとろみのソーダ石けん水ができます。右の白っぽいものがそうです。

もし泡ポンプに入れるなら 1:3で溶いてカリ石鹸水を少し加えておくといつまでもサラサラで使えることでしょう。
次にK石けん液に常温の状態で重曹をすこしいれてとかします。すると粘度がついてきます。ミネラル分の少ない塩をいれても同じく粘度がでます。

このとき大事なのは重曹を入れて温めると、その石鹸液はアルカリが強くなるので必ず常温で溶くことです。
今回100㎖の石けん水にマドラーで数回入れるとちょうどよい粘度になりました。写真ではうまく表現できませんが、トロトロのはちみつくらいの状態です。PHは8です。

☆常温だと重曹は わずかしか解けませんが お湯だと沢山溶けますので、その分アルカリも強くなるのでご注意!
更にこの重曹の性質利用したキッチンソープもできました。

この結果 実験後の産物による我が家のボデーソープがたくさんできました(笑)

次はソーダ石けんを比較
と
の比較です。
どちらもソーダ石鹸です。が右は水分が倍となり ホットプロセスです。
の長所は液体用として使うなら、ブレンダーで砕けますので、溶かしやすい、しかしアルカリの熟成期間がかかる。
の長所は、しっかり保温をするとひと晩で、PH8におちつき すぐに使えることです。ただし液体にしようとすると一晩お湯の中にほっておいてもなかなかきれいには溶けてくれませんでした。(溶かす水分にもよるのですが)
なので時間があれば熟成させて、使う方が扱いやすいです。(長く置くと酸化しやすい石けんとなるので多く作らない)
の石けんをホットプロセスで作ると
の石けんのような長所を取り入れられてよさそうです。
苛性カリが手に入る方は、カリ石鹸にSFして、塩か重曹を少し加えると粘度の付いた石けん液ができますのでこちらもためしてみられたらどうでしょうか?
シャンプーとしてはSFは必ず入れたほうが私は好きですし 扱い易い気がしました。
ただしSFの量によってはしっかり分離しますのでご注意!!