大学の授業にかかわる話題

授業日誌・キャリア・学びのスキルについて

一流役員が実践する“ビールの注ぎ方”

2015年12月30日 17時28分32秒 | キャリア支援
忘年会で試してみる!? 
一流役員が実践する“ビールの注ぎ方”

All About
2015年12月17日 22時45分 (2015年12月18日 06時30分 更新)


ビールの注き方、どうしてますか?
[拡大写真]


気になる本がある。
といってもまだ新聞掲載の紹介記事しか見ていないのだが。
その本とは『一流役員が実践している 
仕事の哲学/安田正著(クロスメディア・パブリッシング)』。
上場企業などを顧客にコンサルタントとして
キャリアを積む著者が、
役員まで上りつめる人の36の習慣をまとめた本。
7万部を突破したとか。
大々的な新聞掲載や私のFacebookに
みごと取り上げられたので(←言わせといて)、
ますます売上部数を伸ばしていることだと思う。
とにかくコンテンツが面白い。

たとえば、「レストランを選ぶとき、
平社員は食べログで話題のお店、
部長はミシュラン掲載のお店、
役員は行きつけの5軒から選ぶ」とか。
「体調管理は、三流社員は体調不良で休む、
二流は体調不良でも休まない、
一流は健康オタク」とか。
「学習に関しては、三流は、体育が得意でしたと言う、
二流は数学が得意でしたと言う、
一流は国語が得意でしたという」など。
言えてる、言えてる、と思いませんか。

一流人のビールの注ぎ方
なかでもおっしゃる通りなのが、
「気配りに関して、
平社員はコップが空になってから注ぐ、
部長は半分くらいになったら注ぐ、
役員は相手に合わせたタイミングで注ぐ」のだとか。
「気配り」という項目になっているのがいいなと思う。

当然これは瓶ビールの注ぐタイミングについて
書いているもの(と思う、
すみません、まだ読んでないうちから書いちゃって)。
ちなみに「お酒」という項目は他にある。
これについては別のコラムで。

前にもビールを注ぐタイミングについて
書いたことがあるが、この表現は言いえて妙。
さすがである。

平は空になって、とあるが、
ちょっと気配りできる平は
ひとまず注ぐことに集中しているから、
むやみやたらと注ごうとする
キライがある(これも二流の範疇か?)。

初めから注ぎ方が下手なもんだからおいしくない。
そのうえ注ぎ足すからさらにおいしくない。
半分で注いでしまう部長も困ったものだが、
様子を見ているという点では一流の兆しか。

ビールの注ぎ方、現実には
「注がれてうれしいタイプ」と
「おいしい状態で飲みたいタイプ」がいるもの。

それを瞬時に見分けて注ぎ分けるのが、
やはり一流というものだろう。

食べるのが好きという人は
おおむね「杯を干してから注ぎ足し」を好む。
食にこだわりのない人や太っている人
(のどが渇いていることが多い)、大食漢、
ビール会社の営業マンは
「常に注がれている」のを好む
……傾向にあるように感じる。…

注がれる人の気配りとは?
しかし、どんな注ぎ方でもニコニコして美味しそうに飲む人が、
一流中の一流人かもしれない。
ビールの注ぎ方や味わいなど正直どうだっていい。

その時の雰囲気を楽しくすること、
その時の話がスムーズに進むことが
重要なのだから。おいしいビールは
おいしいビールを飲む環境で飲めばいい。

注がれるほうの気配りを考えてみれば、
平は「ただただ恐縮して飲み、慌てて注ぎ返す」、
部長は「ただただ恐縮して飲まないで、慌てて注ぎ返す」、
役員は「おいしそうに飲み、
手酌でやりましょうと答える」って感じだろうか。

私は「注がれたくないタイプ」である。
自分の好みの注ぎ方でおいしく飲みたい。
え、お前は下流中の下流だって。
ですな、まったくわがままで社会人失格者でございます。

(友田晶子)

http://www.excite.co.jp/News/column_g/20151217/Allabout_20151217_9.html


最新の画像もっと見る