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「コンビニのコーヒー」のビジネスモデル

2014年11月04日 23時06分20秒 | 学習支援・研究
「コンビニのコーヒー」は最も理想的なビジネスモデル
2014.10.09 雑学

一般的に30%が目安だといわれる外食店の原価率。
昨今の“コスパ志向”の高まりや
原価率35%を超える高原価店の繁盛も相まって
注目を集めることも増えた「原価」だが、
さまざまな要素が複雑に絡み合って成り立っており、
その世界は実に奥深い。原価を知ると、普段、
なにげなく利用している外食店の知られざる新たな一面が見えてくる



コンビニコーヒーの出現が勢力図を塗り替える?
<コーヒーの原価/1杯15円>

コーヒー、ドリンクとしては原価率の高いコーヒーだが、
回転率や販売方式によって利益を生む「コーヒーの原価は、
どこの店でも1杯あたり20円前後。
つまり、100円で売っていれば原価率は20%となる。
ただし、ビジネスモデルに各社個性があるのがコーヒー業界の特徴です。
例えば、ドトールなどは営業中のサラリーマンに合間の時間で
利用してもらうことを狙ったスタイルゆえ、
店の回転率が高い。だから
1杯あたりの原価率も高めになっている」
(外食産業専門誌ライター)

そして、近年注目されているコンビニコーヒーは、
「最も理想的なモデル」との評判も。

コンビニコーヒーは、その多くがお客自身が
セルフで入れる方式
となっているため、
スタッフに負担がかからない。
さらにコーヒーのために来店したお客が合わせて
パンやお菓子を買うという新たな需要を生み出した超優良商品
1杯あたりの原価自体は上記チェーン店よりも若干低めだと思いますが、
その利便性から利用者が絶えませんね」

※写真はイメージです
― [外食店の原価]教えます【5】 ―

http://nikkan-spa.jp/710225

11月4日(火)2・3の授業

2014年11月04日 15時25分45秒 | SIUの授業
ビジネス実務総論

先週観たセブンイレブンのCM集の総評をして、
本日の授業テーマに入りました。
先月19日(日)の読売新聞6面の記事より、
クリスマスケーキについてのビジネス実務を考えてもらいました。
同記事では、ファミマの「アナと雪の女王」、
サーティワンは「オラフ」、
バンダイの「妖怪ウォッチ」、
イオンは「フナッシー」のキャラクターが登場します。
学生には、これら4つの人気投票をしました。

イオンが取り扱うクリスマスケーキ

ふなっしー&妖怪ウォッチが“クリスマスケーキ”に! 
10月より予約開始

妖怪ウォッチはバンダイの取り扱い商品

最後に為替についてのビジネス実務を講義しました。
今年サントリーがビーム社を買収しましたが、
買収金額は160億ドル、日本円で1兆6,500億円という金額が発表されています。
この2つの数値より、その当時の為替レートを計算してもらいました。
1兆6,500億円÷160億ドルで、103円12銭という数値が求められます。

昨日の一瞬ではありますが、海外市場で
対ドル114円をつけたという報道がありました。
円安です。かりに今、同様の買収を行うとしたら、
160億ドル×114円で、1兆8,240億円の資金が必要になります。
結果論ですが、1,740億円安く買収したことになります。

為替の予測は不可能です。
為替変動に対応することも考えられますが、
企業としては、為替は安定している方が望ましいところです。