幕ノ内鮭の海外サーフトリップ&釣行記

サーフィンと釣りにはまったダメ人間海外旅遠征記録

インシュアラー!

2010-09-08 | 2009年12月インドネシア

おひさ~! インシュアラ~!エブリバディ。(アラーの御加護を)
現在、聖なるラマダーン中です。(イスラム教徒の義務の一つで断食や禁欲生活) 日没から日の出までの間は水はおろか唾も飲んじゃいけないので中国人みたいにそこらじゅうにペッペッ、唾を吐いている。大変だ。

さすがにラマダーン中は外食は卑しい行為なのでイスラム諸国のレストランはすべてクローズ。
ラマダーン期間中のインドネシアのサーフィンはヒンディの島バリやクリスチャンの多いメンタワイ諸島や外人の多いツーリストエリアに行くべきですね。

コアなモスリムエリアにいたが、営業しているレストランは一切無いのだが、なぜかへんぴな場所で移住ドイツ人が経営しているジャーマンレストランがあり、本格的な豚ソーセージやドラフトビアーが飲めるので香港在住サーファー連中と毎晩その店で大騒ぎ。

高度資本主義社会でストレス溜まりまくりのゆがんだ非人間的生活(残業100時間以上とか)を強いられている香港在住の人々のハジケっぷりは物凄く、近所のモスクから流れる大音量のコーランにも負けないほどの大音量で音楽をかけて全裸でマカレラやランバダを踊っていたりしていたが、オーナーのドイツ人が涙ながらに頼むから今日は静かに飲んでくれ、このままじゃ店が襲われると訴えている。

実際、ある種の神聖さを持つ時期であるとみなされているラマダーン時期に営業していた飲み屋が襲われたという話は新聞などで良く聞く話である。

イスラム教徒の富豪の一部にはラマダーンに旅行に出かけ、断食逃れと呼ばれるようなことをする者もいるがこの時期はバンコクの怪しいオーラを発しているアラブ人街は大賑わいで目だけを出しているダースベーダーみたいな衣装の女性やオサマ風のヒゲ男達がウマそうにシシケバブにかじりついていたりアラビアンカフェで超巨大な水パイプでタバコを吸っていたりしている。さすが贅沢三昧を覚えた富豪は我慢が出来ないのね。

PB090019 
★人気の原理主義者のスーパーヒーローのTシャツ。この恰好でタイムズスクエアをスキップしながら歩いたらリンチに遭うかな?特に9月11日に。

そろそろ断食明けなのでの断食明け祭りは国中が大騒ぎで数日間はドライバーの確保はもちろん交通機関も大、大混雑なのでそろそろ早めに移動しないとヤバイな。


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