きんもくせい通信

みのりさんちのいろんなこと ぶつぶつ、ぐちぐち語ります。

別れ

2013-11-28 | Weblog

紅葉と温泉はそのうち記したいと思いますが、
満喫して
さ~帰りますかね・・・・

と、いう車中

自宅介護?自宅療養?自宅治療?

治療を尽くした後は、こんなふうになるらしい・・・・・・・・・・

入院もせず前立腺がんと闘い続けてただんなさん。

訳有りやっと一緒になったのに・・・
入院もせず面倒みてきた妻が私の幼なじみ。

自宅看護というのだろうか・・・・
彼女は彼をお世話してた。仕事も何もかも辞めて。

私は時々来る弱音を、励ます事しかできなかった。

メールや電話も彼女の精神状態で
返信きたり、誰にも干渉されたくない状況もあるでしょう・・・
何もない時の方が多かった。


トンネルでぶちぶち電波が切れる中
涙声の電話

いいよ。気にしないで。どーした??


【ごめんね~~
○○さん、歩けなくなっちゃった・・・・・・・
どーしよー・・・・・
あんなに元気だったのに・・・・・・・】

ダメだ。

気丈な彼女がここまではヤバイのだ。
私が会いに行っても何も役にはたたないが、
気分くらいは変われるか。
どーしよ....いつ行けるかな・・・近々行くか・・・

ごめんね。ごめんね・・・といい続ける彼女。
声聞いただけでも元気でた。と、言ってくれる彼女。

 

そして、の翌日

翌朝

亡くなったと・・・・・・・・・

もう・・・


今から行くから待ってて!!

そう言ってから、リビングをウロウロ歩き回る・・・・
どうする・・・。

本日のレッスンの代わりの方に連絡をしお願いし、
クリア・・・・・スタジオの先生にも事情をお話して了承をもらう。


よし!!!

でも、明日のレッスンもあるから・・・・

いや・・・顔みるだけでも・・・
とにかく心配だ。

とりあえず家を出る
来た新幹線に飛び乗り神戸へ

パニックって出てきたが、どうしよ・・・
逆に迷惑になったら・・・

途中京都で降りたくなったが


最寄り駅まで迎えに来てくれた彼女。
無言で抱き合う。頑張ったね・・・。

即斎場・・・・・・。
霊安室へ。

穏やかな顔で、今にも起きてきそうなダンナサン。
「みのりちゃん、頼むな・・・」と言ってるようだ。
起きて!起きて!!・・・・・。


いろいろあっての結婚だったので
前の奥さん・・・・。子供・・・。もいる。

そして、ダンナサンには4人のお姉さまが・・・・

それぞれのご家族達。紹介されるもたくさんで覚えられるわけもなく・・・
しかも結構強烈・・・・。

そんな完全アウェイな中気丈にてきぱきと喪主として、
段取りしていく彼女。
さすがだ・・・・。

1度自宅に戻ったり、で2人になると気がゆるみ
だぁ~~~~っと思いがあふれるが・・・

仕方ない・・・。

そうこうしているうちに時間はドンドン経ち

帰らなきゃ・・・・・
シンプルに家族だけで見送りたいという彼女に
やはり、そういうわけにも・・・とか、世間的に・・・とか言ってくる親戚も
いて、更に大変そうだったが毅然として、進めていた。
写真や好きだった音楽など準備することが沢山あるので、少しは気がまぎれるかな・・・

後ろ髪引かれながら最終の新幹線へ

さっぱり役にも何にもたってないが、
会えただけでも、遠く心配してるより良かったか。
お姉さん方も想像してた感じと違って、彼女に本当に感謝してくれていたし。

きっとこれからが大変なのかもしれないが・・・・・。



家に戻ると、だんなさんがカップラーメンを食べていた。

「ごくろうさん。
俺の時は堀ちえみじゃなくて、松田聖子にしてくれ・・・・」

いや、私が先だから・・・・・

残されるほうがつらいよね。

 



 


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