きんもくせい通信

みのりさんちのいろんなこと ぶつぶつ、ぐちぐち語ります。

父の誕生日

2006-12-01 | 家族


今日は父の誕生日だ。

おめでとう。

会うたびに「年とったナァ~お父さん。」
と、感じる。

私だってお母さんになってるわけだし、
おちびだって大きくなってるわけだから、
年とるのはあたりまえなんだけれど、

母にいじめられ暮らしているわりには
肌のつやもいいし、
楽しそうにしてるから、いいんだけど

父親って、
何か悲しいよね。

 

ある日


いつも
お父さん死んだらこの家売って、どこか
海の見えるとこにでもすみたいわ~。

などと、言ってる母が留守の時。

みのり~お母さん死んだらお父さん一人なんて
ダメだぞ

と、何を言い出すかと思ったら
こんなことを言い始めた。

夫婦で「どっちかが死んだらばなし」
真剣にしてんのも、どーかと思うけど

世の中何が起こるかわかりませんからね~。

いや、女は強いのか?
ただ家の母がこんな人なだけなのか?

男が弱いのか?
ただ家の父がこんな人なだけなのか?


でも、私もおちびが巣立っていったら
一人でまた好きなことして暮らしたいな。
と、思っていたりする。

今のままのだんなさんだったら
ずっと一緒にいたいなんて思えないのよ。
それには女も自立しとかないとね。
ふふふ・・・・。
女は恐いのじゃ

熟年離婚流行ってるのわかる気がするもの。



あらあら、父の誕生日の話でしたね。

「あ、私父に似てるんだ」と感じる時。

お酒を隠れ飲みしたりする時。
(自分のだけ買ってきてだんなさんが帰ってくる前に全部飲んじゃう
で、飲んでないと言う。

お腹が空きすぎて台所で立ってごはん食べてたりする時

どーでもいいようなことに腹を立てる。
(が、言ってるだけ)

良い事ないですね・・・。

                     最近
           沖縄に旅行に行ってきたと言ってた。



 「どーだった?沖縄は」           「夏!夏!!」
 「おみやげは?」                「なぁ~~い!」
 「で、何買ってきたの?」          「シーサーと、黒砂糖。
                            黒砂糖毎日なめてんの。じゃーねー」

 

黒砂糖・・・・。あいかわらずなのね
あずきをごはんにのせて食べたりもしてたな~
きなことか・・・・。
17歳で家を出たのでもう、一緒に暮らしてない年数の方が
多くなってしまってた。
父も小さい頃は仕事で3日に1回くらいしか顔をあわせなかったし。
離れてからの方がいろんな話をしたり、
仲良くなった気がする。

20歳過ぎた頃、すごく辛い時期があった。
休みだからと、父が一人暮らしの私のとこへやってきた
ことがあった。食事もできる状態じゃなかったが、
いろいろ好きそうな物を買ってきてくれたり
掃除なんかしてくれた。

父が帰る時、駅まで行った。
ホームで
「みのり、お父さんと一緒に帰るか・・・。」
あまりしゃべらない父がぼそっと言った。

我慢してた涙があふれてきた。
父には涙を見せたくなくて下を向いて
「ううん・・・。大丈夫。・・・・・がんばる・・・・。」
それだけ言うので一杯だった。

そんなこともあった・・・。


あまりいろいろ考えてないし
父親らしいこともあまりしてなかったような父。
TVみて泣いてる父。

何歳になったんだ?


おめでとう。


 



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