きんもくせい通信

みのりさんちのいろんなこと ぶつぶつ、ぐちぐち語ります。

6月・・・マン島。

2005-06-06 | バイクの話
マン島。
レースに関わっていた時、初めて知った島。

イギリスとアイルランドの間にある島。
機関車トーマスの島でもあるらしい。

「マン島TTレース」というのはとても有名なのです。
1907年に始まったというこのレースは100年もの間続いているんです。
しかも、公道。
なので、コース脇のお家ではガーデンパーティーをしながら、
「お~~!先頭がきたきた!!」なんてことにもなっているらしい・・・。




島時計回りで、1周60km。
島の生活の道路がコースになってしまう。
ので、学校は休み。
ボーイスカウトなんかはなんだか、時代遅れなボードを手作業で一生懸命だしたりしている。
みんなが協力する、島の行事なのです。

毎年、事故は起きるそうだ。
そして、バイクに魅せられてしまったライダーが亡くなってしまう。
それでも、100年続いている。
ここでは、日本と「バイク」の存在自体が違う物なんでしょう。

そして、TTレースの時はマン島に向かう船はみんなバイク乗りでいっぱいになるそうだ。
ヨーロッパ各地からバイク持参でやってくる。



おじーさんライダーが夢にまで見た「マン島」へ自慢のマシンへまたがってやってくるんです。

集まれども群れず、飲めども騒がず。
騎士道の国のバイク乗りは、自立した大人のひとつの生き方・・・。



そう!そうでなくてはいけない!
「若い時のスリルが忘れられなくて」と、暴走行為をして捕まったいい年したおっちゃんのニュースをみて、・・バカか?・・・と思ってしまった。 私。


どんなライダーもバイクに乗るからには、自覚や誇りを持って乗って欲しい。んです。
スピードやスリルがたまらないのなら、サーキットで走ればいい・・・。
いくら峠で、カッコつかしても届かない厳しい世界があるのを知ったら、
命を粗末にするような事はできないはずだし。

みんなが、かっこいいバイク乗りになって欲しいと願うのでした。




ちなみに、1位はジョン・マクギネス
この方は、マーチン・フィネガン3位のかたです。
(スーパーバイク・レース)



こんな本もあります。
うしろのボロボロは「マン島に死す」・・・泉優二
死んだら、だめです!

身の程を知って、バイクには乗りましょう!
はい! わかりました。