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MJイラストレーションズ日記(2007-2014)

MJイラストレーションズの過去ログ(2007-2014)

鈴木勇介が文士劇の単行本の装画を!

2013年11月25日 20時23分00秒 | MJ生の仕事
こんばんは。7期生の鈴木勇介です。
装画を担当した単行本が完成しましたのでご報告します。

この本は作家が自ら舞台に上がり芝居を演じる「文士劇」について、出演作家たちが綴った文をまとめたエッセー・アンソロジーです。表紙は執筆作家たちを群像で表してほしいと依頼があり、いつもの感じの似顔絵で描かせていただきました。
ちなみに表1に描いた作家を挙げると、右上から時計回りに石原慎太郎、井上ひさし、内館牧子、高橋克彦、林真理子、瀬戸内寂聴 です。
かなり遊びも入れつつ描きましたが、ご本人たちも喜んでいるかは定かではありません。表4からソデまで総勢13名(+1匹)描きましたので、書店で見かけましたら、ぜひ手に取ってご覧ください。


装幀:関口信介(文藝春秋デザイン室) 発売日: 2013年11月26日





加藤佳代子  やったる侍 4冊目!

2013年10月29日 02時02分00秒 | MJ生の仕事
1期の加藤佳代子です。
新潮文庫より早見俊著「新緑の訣別」<やったる侍涼之進奮闘剣4が発売されました。やったる侍~シリーズも4巻目になり、ペースも掴めて描く事が出来ました。11月1日発売です。書店で手に取って見て頂けると嬉しいです。

涼之進の主、天衣無縫な殿様・武芝政直のもとに京から嫁いでくる中納言家の奔放な姫様。藩の取り潰しを狙われる中、相も変わらず諫早藩用人兼留守居役補佐・沢村涼之進の身辺は慌ただしい。殿のお国入りを前に行列人足の顔役と大喧嘩になった涼之進。苦境に陥った彼と殿の前に現れたのは、用心棒に落ちぶれた政直の旧友であった。

今回も「やったるたい!」と涼之進、殿様を助けて大活躍です。



しんやゆうこが児童書の装画を!

2013年10月12日 02時31分00秒 | MJ生の仕事
16期Bクラスのしんやゆうこです。
福田隆浩著「ふたり」(講談社)の装画を描きました。

クラスでこっそりいじめにあっている女の子と、そのいじめに気がついた男の子が、図書館で淡い恋と友情を育てていくお話です。覆面作家の正体探しの謎解きがあったり、登場人物の大人の中にイラストレーターが出てくるのも楽しかったです。
装画を描くにあたって、ふたりがいるところは明るく、まわりの世界は「アンダー」で、という指示がありました。
主人公のふたりの性格が表情に出るように、それぞれの特徴をぶつぶつ呟きながら描いてみました。
表4には謎解きの鍵になる絵本を想像して描きました。書店で見かけたら裏側も見て下さると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。



またまた水沢そらが!

2013年09月30日 11時45分00秒 | MJ生の仕事
こんにちは。12期の水沢です。
今日は講談社から出版されました藤野可織さんの「おはなしして子ちゃん」の装画を担当致しましたので、ご報告させて頂きます。

おそらくきっかけは今年のMAYAコンペで作品を見て頂いたことがはじまりだと思うのですが、ある日ブックデザイナーの名久井直子さんより直接ご連絡を頂きまして、今回のお仕事となりました。ちなみに著者の藤野さんは今年の7月に芥川賞を受賞なさっている方で、その受賞後の初作品となります。

名久井さんからのオーダーとしましては、キホン的に自分がいつも描いているような女の子像をお求め頂き、また更に素敵なデザインをして頂きまして、とても恵まれたお仕事だったと思います。

藤野さんの紡ぐお話も、そのどれもがとてもとても面白く、僕はゲラを読んだ瞬間に藤野さんのファンになってしまいました。これからもずっと藤野さんの作品を追いかけていきたいなと思っています。

皆さんも機会がございましたら、ぜひ読んでみて下さい!

水沢そら(12期・A)


カバー・表1


カバー・全面


扉絵


表紙・表1、表2

この本はなんと電話注文が始まったその日に出版社では売り切れてしまったそうです。
現在、品切れ重版未定との事。 峰岸記


水沢そら、小説単行本装画デビュー!

2013年09月20日 18時23分00秒 | MJ生の仕事
こんにちは。12期の水沢です。
今日は装画のお仕事のご報告をさせて頂きます。
東山彰良さんのブラックライダーという小説の挿画を担当致しました。

ラフを出す前の打ち合わせで作者の方と編集さんからは「なにか異様な、でも神聖な印象も受ける絵」というご要望を頂いたので、そこから自分なりのイメージを投影して描きました。

もしお近くの本屋さんでお見かけの際は是非手に取って見て頂けると幸いです。これからも、もっとたくさんの仕事をして、自分の作品のレベルを上げていきたいな。と、あらためて強く思っております。

装幀は、新潮社装幀室、二宮大輔さん。
大胆でカッコイイデザインにしていただきました!

水沢そら(12期・A)


カバー・表1


カバー・全面


カバー・裏面


*カバーの裏までイラストレーションが入るのは稀有な事。  峰岸記