今回はみんなが楽しみにしていた峰岸先生の制作公開。
皆勤賞に贈る似顔絵の制作課程を見せていただきました。
モデルは徳重さん。徳重さんといえば、伝統芸能の習い事をしていたり、作風もそういった雰囲気なので、お着物姿の似顔絵なのが素敵だなと思いました。
好きなもの、使いやすいもの・・・工夫されたこだわりある道具。
全て先生らしい感じがあって、私も自分に馴染む道具を見つけていきたいと思いました。
何を使い、どういう過程で作業をされているのかという点も勉強になりましたが、
筆の動きや描くリズム、力加減といった繊細な部分、なにより、描く呼吸のようなものを肌で感じられたことが、感動的でした。
それらを使って描かれる迷いのない線、先生独特のかすれた塗り。丁寧に描かれる顔、ディテールにこだわる部分・・・
見て学ぶ多くが、いつも授業で指摘してくださることだったりします。
ニュアンス的な部分は、なかなか程よさを掴みきれなかったりもしたので、実際に過程を見ることで、「ああ、こうゆうことか」と少し解れた気がしました。
仕上げに描き加えられていく着物のしわには、ため息が出て、
回してくださった出来立ての原画が、とてもとても美しかったです!
エメラルドグリーン(かな?)が、こんなに味わいある雰囲気になるんですね!
以前おっしゃっていた「上手い人は原画にきれいさがある」という言葉を思い出していました。
今回はいつもとは逆で、先生が緊張する番かな?と思っていたのですが、先生はいつものスタンスでおしゃべりしつつ制作していて、私たちは息を殺して見ている。
そんなところは変わらない日でした。
絵の具が乾く間に、初日の続きの自己紹介をしていたとき、その途中に先生が描きだしていて、「聞いてます」と言っていたけど、私たちも先生の手元に夢中になってしまって・・・そんな瞬間が楽しかったです。
峰岸先生、貴重な機会、楽しい授業をありがとうございました。
普通見られないプロの仕事過程を見せていただけて、エールを贈ってもらった気持ちにもなりました。
次回の課題「人物」の前に、人を描き方を見せてもらえたので、少しでもレベルアップしたものを描けたらと思います。
長光雅世(11期)
こんな感じで、みんなに取り囲まれ、おしゃべりしながら描き進める。絵の道具一式入れたバッグを右肩に下げて、右手で抱えて持ってきて、直ぐに描き始めたので最初のうちちょっと手が震え描きにくかった。
この日、たまたま出来上がった雑誌と原画を担当編集者から渡されたので、持ってきた。UCカードのPR誌「てんとう虫」に島田雅彦氏のエッセイの挿絵を描いた。こっちもたまたま似顔絵だった。原画と印刷物見比べるのもちょっと勉強になるかな?
さて、そろそろ仕上がりという頃。徳重さん、顔を似せるにちょっと苦労した・・・。使った絵の具はポスターカラーの黒、アクリルガッシュのホリゾンブルーと白だけ。
皆勤賞に贈る似顔絵の制作課程を見せていただきました。
モデルは徳重さん。徳重さんといえば、伝統芸能の習い事をしていたり、作風もそういった雰囲気なので、お着物姿の似顔絵なのが素敵だなと思いました。
好きなもの、使いやすいもの・・・工夫されたこだわりある道具。
全て先生らしい感じがあって、私も自分に馴染む道具を見つけていきたいと思いました。
何を使い、どういう過程で作業をされているのかという点も勉強になりましたが、
筆の動きや描くリズム、力加減といった繊細な部分、なにより、描く呼吸のようなものを肌で感じられたことが、感動的でした。
それらを使って描かれる迷いのない線、先生独特のかすれた塗り。丁寧に描かれる顔、ディテールにこだわる部分・・・
見て学ぶ多くが、いつも授業で指摘してくださることだったりします。
ニュアンス的な部分は、なかなか程よさを掴みきれなかったりもしたので、実際に過程を見ることで、「ああ、こうゆうことか」と少し解れた気がしました。
仕上げに描き加えられていく着物のしわには、ため息が出て、
回してくださった出来立ての原画が、とてもとても美しかったです!
エメラルドグリーン(かな?)が、こんなに味わいある雰囲気になるんですね!
以前おっしゃっていた「上手い人は原画にきれいさがある」という言葉を思い出していました。
今回はいつもとは逆で、先生が緊張する番かな?と思っていたのですが、先生はいつものスタンスでおしゃべりしつつ制作していて、私たちは息を殺して見ている。
そんなところは変わらない日でした。
絵の具が乾く間に、初日の続きの自己紹介をしていたとき、その途中に先生が描きだしていて、「聞いてます」と言っていたけど、私たちも先生の手元に夢中になってしまって・・・そんな瞬間が楽しかったです。
峰岸先生、貴重な機会、楽しい授業をありがとうございました。
普通見られないプロの仕事過程を見せていただけて、エールを贈ってもらった気持ちにもなりました。
次回の課題「人物」の前に、人を描き方を見せてもらえたので、少しでもレベルアップしたものを描けたらと思います。
長光雅世(11期)
こんな感じで、みんなに取り囲まれ、おしゃべりしながら描き進める。絵の道具一式入れたバッグを右肩に下げて、右手で抱えて持ってきて、直ぐに描き始めたので最初のうちちょっと手が震え描きにくかった。
この日、たまたま出来上がった雑誌と原画を担当編集者から渡されたので、持ってきた。UCカードのPR誌「てんとう虫」に島田雅彦氏のエッセイの挿絵を描いた。こっちもたまたま似顔絵だった。原画と印刷物見比べるのもちょっと勉強になるかな?
さて、そろそろ仕上がりという頃。徳重さん、顔を似せるにちょっと苦労した・・・。使った絵の具はポスターカラーの黒、アクリルガッシュのホリゾンブルーと白だけ。