MJイラストレーションズ日記(2007-2014)

MJイラストレーションズの過去ログ(2007-2014)

HBギャラリー「富嶽十六景」展にMJ生多数参加!

2013年11月28日 09時51分00秒 | 展示情報(ギャラリー)
富士山をテーマとしたグループ展「富嶽十六景part2」をHBギャラリーで開催します。 10年前にHBギャラリー開催された企画の第二弾となります。参加イラストレーター16名のうち、MJからはagoeraさん、正一さん、丹下京子さん、阪口岳夫が参加致します。思い思いに描いた富士山を楽しんでいただければ幸いです。

阪口岳夫(9期・B)


DMの作品はケッソクヒデキさん



MJ展盛況のうち終わる!

2013年11月26日 01時47分00秒 | MJ展
月組

今年のMJ展はイラストレーションズBOOK掲載の93人展でした。
今回も月組、星組を分けて展示していますが、BOOK掲載の原画展なのでこれまで以上に見ごたえのある展示になったのではないかと思います。私は3期のOGで、月組として参加させていただきました。
私がMJに入塾した当初はまだ古石場文化センターにて30人程でした。
教室の帰り道、先生に「今に生徒が100人に増えてしまうんじゃないですか~」
と話していたのが懐かしく、アットホームに溢れていました。
思えば、先生自ら「峰岸塾生徒募集」のチラシをギャラリーなどに配っていらしたのですが、先生の熱心さに惹かれ友人らと入塾したのを覚えています。

今でも先生の生徒に対する熱い想いが溢れていて、それが今回のイラストレーションズBOOK発売に繋がったのだと思うと感慨深いです。
デザインを担当して下さった阿部様はじめ、編集の皆様、委員の皆様、先生、改めて感謝申し上げます。

さて、8日のオープニングパーティーはちょうどHBギャラリーで和田誠さんの個展も開催されていまして、午後~夕方はお客様が分散されているかしら・・と心配しましたが、夜にはギャラリーに入りきれないほどになりました。


MJの生徒ばかりなのでは・・と思いきや、展示をご覧になっている方々にお声をかけてみると、「イラストレーターを目指しているのですが、MJ展が気になって見に来ました。」という、イラストレーター志望の人達が結構いらしていたのが印象的でした。後半にはお忙しい時間を縫ってパイインターナショナル社長の三芳寛要氏も駆けつけて下さいました。
オープニングの日だけではなく期間中にご来場下さった多くの皆々様に、心から感謝申し上げます。

オープニングパーティの準備や搬入、搬出をして下さった方、そして各委員の皆様、お疲れ様でした。私も昔、副委員の経験があり、大変さが分かるだけに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今はクラスの人数も多く、今回はOB、OGの参加もり、連絡などなかなか大変だったと思います。ありがとうございました!!!DM制作も本当にありがとうございました。
それから、ペーターズギャラリーのスタッフの方々もいつも明るく優しく快く対応してくださり、いつも感謝しています。

今や16期、17期にもなるMJイラストレーションズ。
しかも塾生のレベルが高く、個性的で面白い作品が続々で、OBとして恥じぬようこれからも努力して頑張っていきたいと改めて強く決意した展示になりました。

櫻井乃梨子(3期・OG)


宴もたけなわ、月組のオープニングパーティー。


近年、簡素化されているオープニングパーティーの料理だが・・・。これは賑やかな盛り付け!差し入れして頂いたみなさんありがとうございます!、


波田佳子(10期)MJ展委員作成の青い鳥のチャリティー募金箱。


恒例の集合写真!ほぼ中央にいるネクタイの若紳士がパイインターナショナルの三芳社長。


二次会の乾杯の音頭は、イラストレーションズBOOK担当デザイナーの阿部かずお氏。


星組

後半・星組の展示は11月8日~13日まで行なわれました。
ご来場くださった皆さま、まことにありがとうございました。お客様からは「見応えがありますね」「レベルが高いですね」等のご意見をたくさん伺うことができました。初日の夕方はイラストレーションズBOOK推薦文を執筆してくださった宇野亜喜良さんがお見えになり、同じ時間帯にいらした国井節さんと一緒に丁寧にご覧になっておられました。
オープニングパーティー開催の18時になるとテーブルの上には目にも楽しいおつまみやドリンクがズラリ、お客様を迎える準備は万端に。初めはポツリポツリだった人出も、気付くと下の階はワイワイガヤガヤの大賑わいになっていました。私は途中から上の階に移動したのですが、こちらも飲み物片手にたくさんの方々が歓談しておられ、話し声が響いていました。そして8時を回ったところでピエブックス社長・三芳伸吾さんと、本のデザインを引き受けてくださった阿部かずおさんからスピーチを頂き、峰岸先生のご挨拶ので初日の幕は閉じられました。会期中は震災以降にはじめた参加者制作&持寄りの被災地応援コーナーのグッズも順調に引き取られていき、同時に義援金ボックスの重みが増していきましたことにもお礼申し上げます。
 
これまで現役生の展示だったMJ展ですが今回からイラストレーションBOOKと連携したメンバーの展示へと変わりました。おそらくMJはこれからも変化しつつ歩みを続けていくことと思います。どうぞこれからもよろしくお願い致します。

 最後に峰岸先生、春代さん、DM制作の佐瀬裕子さん、運営委員の皆さま、ペーターズのスタッフの皆さま、ありがとうございました。また設営・撤去時に暗黙の協力体制で尽力したメンバーの皆さまもお疲れさまでした。次回に向けてこれからも進歩していきましょう!

本田晴子(2期)


オープニングパーティー直前は人もちらほら。


2階もこんな感じ。


ぼちぼち増えてきたぞ!


で、そうこうするうちにこんな具合に!星先生、小山さんいつもありがとうございます!


左よりデザイナー阿部氏、パイインターナショナル会長三芳氏、そして不肖私峰岸。


大震災のチャリティー募金は、あれからもう2年半経っているのでどうかな、と思ったが予想以上の112,474円集まった。全額東日本大震災復興支援財団に寄贈した。寄付して頂いたみなみなさまありほんとうにがとうございました。


最後にもう1度今回のMJ展のチラシを!

写真キャプション/峰岸達





鈴木勇介が文士劇の単行本の装画を!

2013年11月25日 20時23分00秒 | MJ生の仕事
こんばんは。7期生の鈴木勇介です。
装画を担当した単行本が完成しましたのでご報告します。

この本は作家が自ら舞台に上がり芝居を演じる「文士劇」について、出演作家たちが綴った文をまとめたエッセー・アンソロジーです。表紙は執筆作家たちを群像で表してほしいと依頼があり、いつもの感じの似顔絵で描かせていただきました。
ちなみに表1に描いた作家を挙げると、右上から時計回りに石原慎太郎、井上ひさし、内館牧子、高橋克彦、林真理子、瀬戸内寂聴 です。
かなり遊びも入れつつ描きましたが、ご本人たちも喜んでいるかは定かではありません。表4からソデまで総勢13名(+1匹)描きましたので、書店で見かけましたら、ぜひ手に取ってご覧ください。


装幀:関口信介(文藝春秋デザイン室) 発売日: 2013年11月26日





年末恒例チャリティー展!

2013年11月23日 18時30分00秒 | 展示情報(ギャラリー)
クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーディアンで同時開催される年末恒例のチャリティー展。
ぼくは長年ずっとこの展覧会には出し続けている。

今年はウエットスーツ産業が盛んな宮城県石巻のモビーディック社とウエットスーツ用の生地で小さなバッグを作った。
チラシにいろいろ書かれているが、字が小さくて読みにくいと思うので、詳細はクリエイションギャラリーG8のサイトで。

峰岸達






下は峰岸の出品作とコメント。またまたMJバードが!


宇野さんが若林夏を・・・

2013年11月22日 00時45分00秒 | MJブックからの仕事
今までこのMJブログの「MJ生の仕事」には、卒業生の仕事は載せなかった。
もう活躍している卒業生は何人もいるので,みんな載せていたらきりがなく収拾がつかなかくなるからだった。
しかし先日発売された「イラストレーションズBOOK」がきっかけで依頼の来た仕事は、これから随時紹介していきたいと思う。

トップは6期生の若林夏。
「イラストレーションズBOOK」の編集途中、宇野亜喜良さんに推薦文を書いてもらうため、すでにレイアウトの出来ていた約30人分のプリントアウトしたものを渡していた。
それに目を通した宇野さんが「イラストレーション」誌のご自分がプロデュースしているぺージに若林を抜擢してくれたのだ。
若林はすでにTISの会員でもあるし宇野さんは彼女のことは認識していたが、そのプリントを見て改めて評価してくれたという次第。
この企画には、もう1人TISの事務局員でもあるスガミカさんが抜擢されたが、彼女の絵もとてもいい。丸ごと見たい人は、今発売中の「イラストレーション」で。
ちなみに次号のこの企画には、現役12期生の水沢そらが抜擢された。

送付した「イラストレーションズBOOK」が三百数十ヶ所の編集部や、デザイン事務所に届いてて約1ヶ月ちょっと。、
わずかなその間に、あの本を見て仕事の依頼が来たとの報告がすでに12件!
たいへんな好感触である!

峰岸達

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今回はジャックプレヴェール詩集の装幀という設定でした。
宇野さんからは「50年代のパリのカフェのエネルギッシュな雰囲気で。あとでトリミングするから若林さんは思いっきり描いて!」
って電話があって自分なりにリサーチ&イメージして
短期間でひーひーと試行錯誤しつつ。。
でもMJBOOKのダミーを見てご依頼いただいたのことでとても嬉しく、
めちゃ張り切って描きました!
そして出来上がった絵は光沢感ある、面白い表情に印刷されてます。
本屋さんで見かけたら是非手に取って見てみて下さい!

若林夏(6期)

「イラストレーション 2013年12月号 NO.200」

宇野亜喜良プロダクト
 「詩集の装幀カバーを考える」
  宇野亜喜良さんプロデュースのもと、様々なイラストレーターが
  仕事の疑似体験をする。そしてこだわりある紙に印刷してみる。
  どんなことが起こるのか?