今回の冒頭文担当、11期生の橋本裕子です。今年は春が遅くて、今頃梅やミモザが満開!高井戸教室前の神田川沿いの桜もそろそろですね♪
装画は書名や著者名の位置、帯のスペースなどを考慮したうえで、本の内容や雰囲気に合った魅力的なイラストレーションが求められます。
それぞれが選んだ小説、好きな小説の装画がずらりと並びました。そのなかでも椎木さんの迫力あるカラフルな3枚に特に惹きつけられました。本屋さんの店頭に並んでいたら、思わず手に取って見るでしょう・・・
私は夏目漱石「こころ」を描きました。明治時代末の雰囲気を出すために筆と墨で描き、半襟の部分だけ藤色を入れました。当時、半襟は色柄ものや刺繍入りがはやりだったようです。
この日の先生のお話で印象的だったのは、「資料にあたることが大切」ということでした。説得力のある絵や魅力的な絵を描くためには、ネットで検索する、図書館で本を借りる、あるいは実際に出かけて行って写真をとったりスケッチする等・・・資料にあたってから絵を制作することが大切というお話でした。
入ったことがないレストランの絵や、作家の文章が出来ていないのに絵を描かなくてはならなかったことなど、今までの挿絵制作の上での御苦労話もいろいろ伺えてとても興味深かったです。
橋本裕子(11期)
シーゲル・マチダ(6期) ポール・オースター「孤独の発明」
鈴木勇介(7期) 向田邦子「阿修羅のごとく」
菅信彦(8期) 夏目漱石「こころ」
よしだゆきの(8期) G・ガルシア=マルケス「エレンディラ」
椎木彩子(9期) 山田宗樹「嫌われ松子の一生」上/下
渡邊沙織(9期) 江國香織「落下する夕方」
大沢かずみ(10期) 星野道夫「長い旅の途上」
大津ゆかり(10期) 瀬尾まいこ「卵の緒」
多田景子(10期) スティーブン・ミルハウザー 「三つの小さな王国」
竹田匡史(11期) たかのてるこ「サハラ砂漠の王子様」
橋本裕子(11期) 夏目漱石「こころ」
荻原朋弥(12期) H.C. アンデルセン「親指姫」
高橋虹子(12期) 万城目学「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」
<以下振替>
坂内拓(13期・高A) かんべむさし「モビール」
装画は書名や著者名の位置、帯のスペースなどを考慮したうえで、本の内容や雰囲気に合った魅力的なイラストレーションが求められます。
それぞれが選んだ小説、好きな小説の装画がずらりと並びました。そのなかでも椎木さんの迫力あるカラフルな3枚に特に惹きつけられました。本屋さんの店頭に並んでいたら、思わず手に取って見るでしょう・・・
私は夏目漱石「こころ」を描きました。明治時代末の雰囲気を出すために筆と墨で描き、半襟の部分だけ藤色を入れました。当時、半襟は色柄ものや刺繍入りがはやりだったようです。
この日の先生のお話で印象的だったのは、「資料にあたることが大切」ということでした。説得力のある絵や魅力的な絵を描くためには、ネットで検索する、図書館で本を借りる、あるいは実際に出かけて行って写真をとったりスケッチする等・・・資料にあたってから絵を制作することが大切というお話でした。
入ったことがないレストランの絵や、作家の文章が出来ていないのに絵を描かなくてはならなかったことなど、今までの挿絵制作の上での御苦労話もいろいろ伺えてとても興味深かったです。
橋本裕子(11期)
シーゲル・マチダ(6期) ポール・オースター「孤独の発明」
鈴木勇介(7期) 向田邦子「阿修羅のごとく」
菅信彦(8期) 夏目漱石「こころ」
よしだゆきの(8期) G・ガルシア=マルケス「エレンディラ」
椎木彩子(9期) 山田宗樹「嫌われ松子の一生」上/下
渡邊沙織(9期) 江國香織「落下する夕方」
大沢かずみ(10期) 星野道夫「長い旅の途上」
大津ゆかり(10期) 瀬尾まいこ「卵の緒」
多田景子(10期) スティーブン・ミルハウザー 「三つの小さな王国」
竹田匡史(11期) たかのてるこ「サハラ砂漠の王子様」
橋本裕子(11期) 夏目漱石「こころ」
荻原朋弥(12期) H.C. アンデルセン「親指姫」
高橋虹子(12期) 万城目学「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」
<以下振替>
坂内拓(13期・高A) かんべむさし「モビール」