さ て、みなさん

最近のニュースをピックアップ!そして、若干のコメントを。

郵政〒

2005年08月03日 18時51分10秒 | 政治

郵政法案「5日採決」与党強調、野党は両にらみ

 一体、この国の行末はどうなるのだろうか。

 私は郵政民営化法案に賛成である。法案の中身について詳しく吟味したわけでもなく、そんな時間もないが、賛成、つまり小泉首相を支持する理由は一つ。集票マシーンとしての郵便局をぶっ壊すことである。

 先の衆院での投票の後、賛成票を投じた議員には、地元の特定郵便局長から絶縁状を突き付けられるというケースもあるようだ。これはどう考えても異常である。こんな露骨なことがまかり通っていいのだろうか。

 郵便局に勤める人にとっては、自分の仕事が変わってしまい、家族を養っていくうえでも支障があるのかもしれない。田舎の地域では郵便局がなければやっていけないところもあるのかもしれない。そういう感情面に訴えて、民営化に反対する議員もいる。ステルス作戦などとアホみたいに、かつ嬉しそうに連呼するおっさんもその一人である。

 しかし、国会議員は全国民の代表者である。現実はどうあれ、それは大事な建前である。そういうことに真っ向から背くことがあっていいのだろうか。国会議員は常に国の行末を考え、大局的な視野で行動しなければならない。

 権力を手に入れると、それを手放したくなくなるものなのだろうか。選挙に通ることがそんなに大事なのか。この郵政の問題がどう決着をみるのかわからないが、この国の政治はどうなってくのか、不安になってきた。

 こうなれば、いっそのこと、法案が否決され、解散総選挙となれば、自民党は本当に〝ぶっ壊される〟ことになって、政界再編が大きく進む。自分の選挙のことしか頭にない無能な議員が、国民の良識によって一掃される良い機会かもしれない。