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郵政解散…その後

2005年08月07日 17時00分00秒 | 政治

郵政法案、否決強まる 首相、即日解散断行の構え

 どうやら否決される公算が大きいようだ。とすると、小泉首相は即日解散に討って である。その後の政治について場合分けして考えてみる。気の早いことだが。


自民党→分裂→小泉党勝利→小泉首相続投    
     ↓  ↓                     
     ↓   →小泉党敗北→民主党政権    
           ↓                 ↑       
    回避→自民敗北→→→→→→↑       
     ↓                         
   自民勝利                      

※注 ・小泉党…小泉首相率いる自民党
    ・綿貫党…綿貫、亀井氏ら率いる新党 

 

①解散→自民党分裂→小泉党勝利→小泉首相続投→郵政民営化実現

 自民党は小泉党と、綿貫党に分裂し、選挙となる。小泉党は綿貫党の選挙区に新人候補を擁立し、公明党の協力を得る。綿貫党は公明党の支援がなく苦戦。小泉、公明連合がなんとか過半数の議席を維持。

②解散→自民党分裂→小泉党敗北、民主党与党に

 小泉党は綿貫党に対する候補者をうまく擁立できず、公明党の協力も及ばず、過半数割れ。民主党が政権獲得。ひょっとしたら、綿貫党が民主党に接近か。

③解散→自民党分裂回避→自民党勝利→小泉首相続投→郵政民営化実現

 小泉党は綿貫党に対する候補者を擁立できず、このままだと自民党が政権を維持できないという判断から、小泉党、綿貫党がお互いに妥協。公明党の協力を得て、なんとか過半数維持。郵政民営化も修正を重ね、実現か。

④解散→自民党分裂回避→自民党敗北、民主党与党に

 分裂回避するも、国民の支持は得られず、民主党が大躍進、一気に政権獲得。

 
 以上、非常に甘い分析です。妄想です。パターンとしては②が今のところ、あり得るかな。どうなるのだろう。

PS  即日解散となれば、小泉首相8月15日靖国参拝、というのも十分考えれるなぁ。

 


戦後60年

2005年08月07日 16時07分52秒 | 社会

60回目 広島「原爆の日」 核兵器廃絶の志 「行動に移す刻」

 戦後60年ということで、先の大戦をテーマにしたドラマが数多く放映されるようだ。

 戦争を題材としたドラマの中で、今最も印象に残っているのは、明石家さんま主演『さとうきび畑の歌』。他はおとといにも放送のあった定番、『火垂るの墓』。

 他にも数多くのこういうドラマ、映画をみると、自然と目頭が熱くなる。こういうものを見たら泣かなければならないという強迫観念に駆られているわけでもなく、こういうものをみて涙する自分の姿がかっこいいと思い自分を演出しているわけでもない。ただ純粋に涙が出てくる。

 それは、2度とこんな悲惨な戦争はしてはならないという当然の思いによるもの、というより、当時の人々は、皆必死に生きていた、そういう姿に感動するのである。

 先の戦争については、侵略かそれとも自衛のためか、評価の分かれるところであるが、アジア各国に多大な損害を与えたことは事実である。しかし、同時に日本人も大きな傷を負ったのである。民間人、軍人を問わず、天皇陛下万歳というより、自分の家族を守るために、必死に生きた。

 それが、結果的にアジア各国に損害を与えた、そう考えると、日本の仕掛けた戦争は間違っていた。もっと早い段階で降伏していれば助かる命もあった。しかし、間違っていたからといって、当時、生きていた人々の姿勢を否定、非難することはできない。

 平和教育では、こんな悲惨なことが起きたんだということを印象づけることが第一となっている。そのために、修学旅行等で、広島、長崎、沖縄を実際に訪れることが多い。それはそれで大事なことである。

 しかし、悲惨さや残虐さがクローズアップされ過ぎることによって、「日本人って最悪」というイメージだけが残る、そういうことではいけない。日本人が日本人を否定する、そういうことはあってはならない。

 日本の大地には、先人の血と汗と涙が染み込んでいる。