魔女の気まぐれ

修行中の魔女と、愛犬メル、ピノのほんわかハッピーライフ!

賢者の(長い)一言 4

2005-11-25 08:14:04 | Weblog
サンタクロースなんていないんだという、あなたのお友だちは、まちがっています。
きっと、その子の心には、いまはやりの、なんでもうたがってかかる、うたぐりや根性というものが、しみこんでいるのでしょう。
うたぐりやは、目に見える物しか信じません。うたぐりやは、心のせまい人たちです。心がせまいために、よくわからないことが、たくさんあるのです。それなのに、自分のわからないことは、みんなうそだときめているのです。
けれども、人間の心というものは、おとなのばあいでも、子どものばあいでも、もともと、たいそうちっぽけなものなんですよ。
わたしたちのすんでいる、このかぎりなくひろい宇宙では、人間のちえは、1匹の虫のように、そう、それこそ、アリのように、小さいのです。
そのひろく、またふかい世界をおしはかるには、世の中のことすべてを理解し、すべてをしることおできるような、大きな、ふかいちえがひつようなのです。

この世の中に、愛や人への思いやりや、ま心があるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです。
わかっているでしょう。 世界にみちあふれている愛や、ま心こそ、あなたの毎日の生活をうつくしく、たのしくしているものなのだということを。
・・・サンタクロースがいなければ、人生のくるしみをやわらげてくれる、子供らしい信頼も、詩も、ロマンスも、なくなってしまうでしょうし、わたしたち人間のあじわうよろこびは、ただ目に見えるもの、手でさわるもの、かんじるものだけになってしまうでしょう。
・・・この世界でいちばんたしかなこと、それは、子どもの目にも、おとなの目にも、見えないものなのですから

   その昔、「サンタクロースっているんでしょうか?」という手紙に答えた、
     ニューヨーク・サン新聞の社説の抜粋です


昨日、1日で「クリスマス物語集」を読まなければいけないことになりました。
大した事情ではないのだけど、一気に読みました。
集めてみると、貧しかったり、病気など、けっして不幸ではないけれど、しあわせともいえない人たちに、奇跡がおこる話ばかり。ファンタジー好きな私も、少しゲンナリ。
キャンディーの食べすぎのような気分になりました。
最後に書かれていたのが、このお話です。お口直しだったのかしら?

私もこう言いきれるようになりたいなぁと思いました。 
「こう」って「どう」よ?  ですけどね~