岡山徒然diary

猫たちと日々の暮らしを綴りますです♪♪

結子のお腹にしこりが出来た話②

2016-08-09 | 結子

それにしても、半導体レーザーだけでの治療が人間の悪性腫瘍にすら使われているというのは聞いたことがありません。

また、その治療について書かれた記事が以下なのですが、どこにもレーザー単体で悪性腫瘍に効果があるとは書いてありません。

「半導体レーザーは人間の医療にも使用されている機器。
リポソームは細胞膜と同じリン脂質でできたナノサイズの球体で光免疫誘導療法に使うのは緑色の色素・ICGを付着させています。
ICGは、体内に投与すると腫瘍や炎症を起こしている部部に集まる性質があり単体で製剤としても使用可能

レザー光を吸収すると、発熱して腫瘍細胞を死滅させる効果を生むほか、活性酸素を誘導して免疫力を高めます。
この治療法では、リポソーヌ内に抗がん剤を封入することができ、腫瘍のみに抗がん剤を投与することが可能なので、通常の抗がん剤に比べ使用量は、10分の1で済みます。
腫瘍治療の第一段階では、半導体レーザーのみ使用し週1、2回で1回5分程度をおよそ1ヵ月続けます。
第二段階ではICGを投与。リンパ肉種や乳がんなど体表部に近い腫瘍には直接注射し、肺がんなど内臓の腫瘍には、点滴で投与します。
点滴の場合、ICGは光に弱いため暗室で1~2時間かけてゆっくり投与していきます。
投与後にレーザー照射を施します。

第三段階では、第二段階と同様の方法でICGリポソームを投与し、レーザー照射
リポソームの膜が壊れ、局所的に抗がん剤を投与することができます。
リポソームは、3週間程度、腫瘍にとどまるので、その間は週2、3回のレーザー照射を継続し免疫製剤を併用しながら、腫瘍の状態を診ます。
腫瘍の増大や転移を抑制し、寛解の状態にすることができ、がんの進行度や部位によっては根治が望めます。
この治療効果が高いのは血管肉種など血管が多く集積した腫瘍、メラノーマなどレザー光を吸収しやすい腫瘍、リンパ腫など。」

要約すると、ICGという腫瘍部分にのみ集まる性質のある物質を付着させたリポソームを投与することで、腫瘍部分だけでICGや抗癌剤を

効率よく効かせるする為に使われるのが半導体レーザーなのです。半導体レーザーそのものが抗悪性腫瘍を持つわけではないのです。

しかし、B病院医師の口ぶりでは半導体レーザーの照射のみでどんな悪性腫瘍にも効果があると言わんばかりです。

なので、上記記事の第2、3段階はしない(=必要ない)と言ったのでしょう。

自宅に帰って冷静になって考えると様々な疑問が頭をもたげました。

ひとくちに悪性腫瘍と言っても発生するメカニズムは様々です。それがおしなべてただ一つの治療で寛解するというのは

どう考えても私の中では納得がいかないのです。実際記事にもそのようなことは書いていません。

言い方は悪いかもしれませんが、ユイの病気がなんであるか、明確な診断を出来ない言い訳に聞こえるのです。

受診時に言われた、扁平上皮癌と肥満細胞腫は調べれば調べるほどゆいの病態には全く当てはまりませんでした。

そして、帰宅後の結子の状態が更にこの治療に対してのモチベーションを失うのに拍車をかけました。

家に帰って結子をケージから出すと、窓際に一直線に向かい、体を丸めたままずっと窓越しに外を見ています。

私が近づくと、ビクッと体を震わせたきり、こちらを見ようともしません。

どうしてこんな目に合わせるのかと無言の抗議をしているように思えました。

その後、ゆいは目に見えて食欲を失い、大好きなチャオの缶詰も殆ど食べなくなりました。

うちに来た当初の、警戒心MAXのゆいに戻ってしまいました。

でも、手術が出来ない状態で、縋れるものといえばやはり今のところ、レーザーなど外科的侵襲を伴わない治療法です。

猫の乳がんに効果のある抗癌剤は無いのです。また、別の半導体レーザー治療を実施している動物病院さんのブログに

「この方法はもちろん根治を目指すのではなく、腫瘍を小さくして、あわよくば、再発しなければ最高という治療で、

最初から根治目的ではありません。」と記載がありました。→足立獣医科医院のブログ

この獣医師は良心的だと思います。乳がんで恐ろしいのは転移です。肺への転移が最も多いようですが、こうなると余命僅かです。

レーザー照射だけではそれが刺激となって、反ってがんの転移を促してしまうのではという危惧も感じ始めました。

その時点での私の心境は、半導体レーザーによる光免疫誘導療法に一縷の希望を抱いているが、

B病院医師を信用することが出来ないということでした。

そこで、半導体レーザーを設備している別の動物病院を受診することにしました。

目的はただ一つ、半導体レーザー自体が悪性腫瘍に効果があるかはっきりさせたかったのです。

レーザーにはいろいろな波長があり、治療によって最適な波長があるのです。

もしかしたら手術以外の猫の乳がんに対する治療が治験段階でも存在していないか、とことん調べたかったのです。

次に向かったC病院は、知人がワンちゃんを連れて行ったことがあり、その時の医師が色々なデーターをタブレットで見せながら、

とても熱心に説明をしてくれたということなので、もしかしたらその医師ならネットでは知り得ない治療法を知っているかもしれないと

期待したのです。

 息子がネットで購入した猫ちゃん用のおもちゃで遊ぶゆいゆい

 一番大好きなチャオの缶詰 かにほぐし身の匂いが食欲をそそるようです。 

 

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