C病院には複数の獣医師が診察にあたっており、後から考えると曜日によっては件の医師はいなかったかもなのですが、
運良くその説明を熱心にしてくれる医師が診察してくれることになりました。
その頃にはゆいもショックから立ち直り、元気は出てきていましたが、やっぱり診察に連れて行く時はかなり抵抗されてしましました(^^;)
でも、その病院の雰囲気が良かったのか待っている間もいい子にしてました。
人気のある病院のようでかなり待ったのですが、その間ふと頭をよぎったのは、こんなにしこりが沢山あったら
普通もっと弱っているのでは・・・?ということでした。また、ユイのしこりが見つかった当初、PCの前に張り付いて
乳腺腫瘍について調べまくった際に見つけたブログに、ゆいと同じく、避妊手術を済ませた若い猫ちゃんのお腹にしこりができて、
乳腺腫瘍だと思い病院に連れて行ったら、「腺腫様過形成」なので、心配ないと言われたというくだりがあり、
ゆいも実はそうなのではないかと思い始めました。
「腺腫様過形成」は乳腺組織が増殖し大きくなっただけで、腫瘍ではないとのことでした。
ブログ主さんはそうなった原因は一緒に住んでいる猫ちゃんに赤ちゃんが生まれて、その子は赤ちゃんをとても可愛がっていたので、
子育てしたくなっておっぱいが張ってきたのでは…。と推察してました。
他にもそれに類似した症例を紹介したブログはあり、ゆいの状態と完全に一致はしてませんが、もしかしたら乳腺腫瘍ではないかも・・・。
と妙に前向きな気持になってきました・・・が、
診察に呼ばれ、その件の獣医師 N医師はユイのお腹を見るなり即、「乳腺腫瘍ですね。まず悪性でしょう。」と一言。
が~ん。さっきの前向きな気持はどこへやらです。やっぱりかぁーと凹んでしまいました。
でも、N医師は手術に前向きで、とにかく肺へ転移していないかレントゲンで確認することと、乳がんだとPTHの分泌が増えて、
結果血中カルシウム濃度が上がるのでそれも乳がんの進行の目安になるとのことで血液検査も勧められました。
確かに、肺に転移していたら手術は全く意味がありません。
結果は肺への転移は見られず、血中カルシウム濃度も正常域でした。
なので、手術は可能と言われましたが、最初に診察を受けたA医師が言われたことも気になったので、
取り敢えず考えさせて下さいと返答しました。その際、半導体レーザーの種類によって、悪性腫瘍に効くのがあるのか聞いたところ
一笑に付されました。少なくとも当院では癌の切除手術の際、その周囲にレーザーを当てて転移を抑えるが、腫瘍そのものに
効果はないと言われました。やっぱり・・・。
その後家に帰って、悩みに悩みました。
A病院で受診して、手術は無理と言われた時は、なんで手術できへんねん。と思っていたのが、いざ出来るとなると、
やはり怖気づいてしまうのです。
手術は片側ずつ、2回に分けてすると言われましたが、手術後はゆいは相当苦しい思いをするでしょうし、
手術が引き金になって肺への転移が一気に進まないとは言えないのです。
でも、手術をしないといずれ待っているのは死です。
なので週明けに手術をしてもらうためにC病院を再びおとずれました。
最近出番の少ない小梅さん 無理やり抱っこされてご不満そうです。
検査結果です。総蛋白量 8.1(正常値 5.7~7.8)、アルブミン値3.8(正常値 2.3~3.5)とやや高めで
脱水症状の診断が出たので、背中に生理食塩水を皮内点滴されましたが、家に帰ったら背中がびしょびしょでした。
やる必要あったのかちょっと疑問です(;´Д`)
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