自律神経がおかしくなってしまった話（5/5-①）ツボの凝りは様々な病気の原因でした。

<今回でこのシリーズは終了しようかと思っていたのですが、備忘録として残しておきたい事柄がまだ結構あったので

もう少し続きます。すみませんm(__；)m＞

Ｕクリニックでの注射は3箇所までと決まっていて、投与間隔は２日空けないとならないので、

沢山ツボがある私はその時一番効果的な所に注射を打って貰う必要があります。

そこで、トリガーポイント治療の本を購入して、仕事や家事の時に具合が悪くなる症状に効く場所を予め調べて

そこを中心にトリガーポイントを探ってもらうことにしました。その本やネットで調べた結果、

トリガーポイントは凝りが生じているツボのことで、ツボは経穴や良導点と同じだということがわかりました。

トリガーポイント注射って、とどのつまり局所麻酔薬を用いた鍼灸術なんです。

凝りが強くなるとそこの電流が増し、結果その部分の交感神経が異常に亢進して血液が滞るのです。

その場所を電気の流れで調べるのがノイロメーターです。

こちらにノイロメーターについて詳しく載ってます。→良導絡について

ツボというと、例えばやせたい時はこのツボを押さえるといいとか、冷え性に効くツボはこことか、どちらかと言うとなにか気になる症状を

改善したい時に刺激するところ・・・というイメージでしたので、ツボに凝りが生じることで病気になるとは思いもよりませんでした。 

また、Ｕクリニックで注射治療を続けているうちに、若い頃から悩まされていた症状が出なくなりました。

定期的に生じていた腹痛と右足のだるさと痺れです。

腹痛は20歳代から、脂っこいものを食べ過ぎたり、足元が冷房などで冷えたりすると、おへその横とか肋骨のすぐ下がキューと

絞られたように痛くなることが時々あり、普段からも食事の後は胃もたれが必ずあったのですが、それが気がつけば無くなっていたのです。

頚性神経筋症候群が酷かった頃、左下腹部に今までにないかなり強い痛みを感じて、ランソプラゾールを処方してもらった内科医院で

診察を受けたのですが、何が原因かはっきりしないままでした。オピオイド系の痛み止めを注射されて、その時だけは痛みは治まりましたが、

その後は痛みがぶり返してしまいました。

ずっと後になって、体調が落ち着いてからネットで色々調べた結果、どうも「脾彎曲症候群（ひわんきょくしょうこうぐん）」だったようです。

脾彎曲症候群は大腸の角の部分にガスが溜まって、それが痛みを引き起こす病気です。

私の場合は左側だったので脾彎曲症候群ですが、右側が痛くなるのは肝湾曲症候群（かんわんきょくしょうこうぐん）です。

　図を見ると脾彎曲症候群のほうが痛みが強そうです。　

「脾弯曲症候群と肝湾曲症候群について

食事の後でＳ状結腸が強く収縮して腸内ガスや糞便の通過を妨げると、左脾結腸彎曲部（横行結腸が下行結腸に移行する部）や肝湾曲部が伸展され痛みが現れる。」

このような症状になると、痛みは勿論ですが、腸の動きも不規則になって胃の内容物がうまく腸に送られず、胃もたれも生じていたようです。

首や肩の凝り以外にも色々な所に凝りのツボがあることがわかったのですが、私の場合は肩甲骨沿いの外側の肩に近い方に強いコリが

生じるとお腹の不快感が生じます。そこに足の冷えが加わるとかなりの痛みになり下痢にもなり、更に酷くなると、食事が摂取できなくなり、

寝こむことありました。寝こむレベルになるのは年に2～3回位です。

でも、今はそのような症状はすっかりなくなりました。焼肉に連れて行って貰って、冷たいビールをジョッキに3～4杯飲むと

お腹が緩くなることはありますが、痛くなるまでには至らなくなりました。

足のだるさも太股の付け根やふくらはぎに注射してもらうことでかなり改善しました。

以前はガーデニングで10分程しゃがんだだけで、なんとも言えない腰のだるさと足のしびれがたちまち出てきましたが、

今は30分位草むしりを終えてから立ち上がってもなんともなくなりました。 

 加えて、冷房による足のだるさも気にならなくなりました。

　 俺の顔の怪我もすっかり良くなったぜ♫