みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

東松島市サロン

2017年01月27日 15時09分53秒 | 日記
今回は初めて、
宮城県視覚障害者情報センターの視覚障害者情報交流会と
宮城県聴覚障害者情報センターのみみサポサロンの合同開催。
(センター名称が一文字違い・・・。(汗))

開催にあたり、東松島市福祉課には市民向け広報などの
ご協力をいただき、ありがとうございました。


まずは、「教えて保健師さん、認知症と予防」を
保健師の千葉さんから。

特に予防について、決定的な治療法や予防策はない・・・。

ただ、脳梗塞や脳出血による認知症については、
高血圧や肥満など生活習慣病が原因で起こるため、
日頃からの運動、食生活で防ぐことはできるそうです。

それから、いいことを教えていただきました。
それは、以下のように、社会的、知的に刺激になる活動を
することです。
・地域活動やサロンに参加する。
・新しいこと、興味あることに挑戦する。
・人との会話
・その他

私たちがやっているみみサポサロンも認知症の予防に
役に立っていると思うと、うれしくなりました。
みみサポサロンはいいですよ~。


交流会では、視覚障害の方と一緒になって健康に関することや、
お互いの障害について日頃から疑問に思っていることも
聞いてみました。
視覚障害の方から、「聴覚障害の方は普段はどんな生活を?
例えば、テレビの情報がわからないのでは・・・?」から
「聴覚障害団体が東日本大震災の時に救援物資等が
円滑に配られた理由は?」などのつっこんだ質問まで。

こちらからは「物を落としたときはどのように探すのですか?」と
質問。
「立っている状態で落ちた物を拾う時に体を前屈みになって
探すと、何かに頭をぶつける可能性があって危ない。
そんな時は腰を落としてから、手で探す。」
「テーブルにある物を探すときは、テーブルにひじをついて
腕と手をのばし、車のワイパーのように左右にゆっくりと
動かして探す。」などなど、視覚障害の方ならではの工夫が
されてました。

(他にもたくさんの工夫がありましたが、ここでは省きます。)

自分の座右の銘に「悩むな工夫せよ。」があります。
これは「困ったときはどうすればいいか考えてみる。」という
意味です。
これを活かすかのかのように、視覚障害の方も自分で
考えたり、他人からアドバイスいただいたりして日常生活を
送っているんですね。
勉強になりました!


その他、視覚障害の方向けの福祉用具等の紹介、
盲導犬体験などに私たちも興味しんしん。

交流会の進行等を担当していただいた
宮城県視覚障害者情報センターの皆さん有難うございました。

次回は2月14日(火)松島町みみサポサロンです。
http://www.mimisuppo-miyagi.org/data/h28_salon_matusima2.pdf
ここでも視覚障害の方も参加する予定ですので、これを機会に
交流してはいかがでしょうか。

認知症を予防するためにも、ぜひ!

松本

コメント
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