動作が確認できたので外装の整備です。
今回の前面パネルにはパワーメーター、パイロットランプが糊付けされていて水洗いができないために水拭きになります。前面パネル、ボンネットは綺麗な一台目の不動作機を利用します。傷は前面には少なく、上面には細かいキズがあります。アルミの地金が見えるので今回は光沢仕上げのためお手軽にサインペンでタッチアップです。質感がほぼあっています。
ツマミは2台の良いとこ取りでとりつけます。
完成です
ライトの照明は電球よりかなり明るめです。
音出しをしていると、右のパワーメーターの動きが変です。音量に合いません、試しに音量ゼロにしてもメーターが動き続けています。メーター駆動アンプが故障していました。
回路図をみてみます。
トランジスター1個のみの駆動になっています。出力後にメーターと並列に電解コンデンサーが接続されていますがピークホールドの効果がありそうです。メーターの動きはテクニクスのTU2500の完全なパッシブ駆動に比べて活発に動くのはこの回路のためでしょう。帰還回路内にダイオードが4個接続されていますがこれは何なんでしょう。わかりません。
問題は入力コンデンサーの劣化。断線かと思い順番にC452、C454、C456と交換してみましたがだめでした、やはりトランジスターかと外してみると
電極が黒く劣化しています。2SC1917ですが他とは独立した回路なので特性の違いは問題なさそうなので手持ちの2SC1815に交換しました。無事動作しています。これで完了です。
今回の前面パネルにはパワーメーター、パイロットランプが糊付けされていて水洗いができないために水拭きになります。前面パネル、ボンネットは綺麗な一台目の不動作機を利用します。傷は前面には少なく、上面には細かいキズがあります。アルミの地金が見えるので今回は光沢仕上げのためお手軽にサインペンでタッチアップです。質感がほぼあっています。
ツマミは2台の良いとこ取りでとりつけます。
完成です
ライトの照明は電球よりかなり明るめです。
音出しをしていると、右のパワーメーターの動きが変です。音量に合いません、試しに音量ゼロにしてもメーターが動き続けています。メーター駆動アンプが故障していました。
回路図をみてみます。
トランジスター1個のみの駆動になっています。出力後にメーターと並列に電解コンデンサーが接続されていますがピークホールドの効果がありそうです。メーターの動きはテクニクスのTU2500の完全なパッシブ駆動に比べて活発に動くのはこの回路のためでしょう。帰還回路内にダイオードが4個接続されていますがこれは何なんでしょう。わかりません。
問題は入力コンデンサーの劣化。断線かと思い順番にC452、C454、C456と交換してみましたがだめでした、やはりトランジスターかと外してみると
電極が黒く劣化しています。2SC1917ですが他とは独立した回路なので特性の違いは問題なさそうなので手持ちの2SC1815に交換しました。無事動作しています。これで完了です。
改修される流れなど詳細に書かれていて興味をもって読ませて頂きました。
改修後のCA-V1の音質・ノイズ感は如何でしたでしょうか?個人的なご感想を教えて頂ければうれしいです。
あと、プロテクト回路のダイオードですが、ダイオードの非線形特性を利用した対数表示の為ではないでしょうか?(このあたり趣味で勉強したのは40年近く前なので、何となくなんですが ^-^;)
それとセンタータップ付きボリュームは、A-950の改修で使用されたアルプスのデテントボリュームを特注で作れたと思います。昔古いアンプを修理したくて手配しましたが結局交換前に手放して今だ手元で使う機会を待ってます。納期が2~3Wで1個辺り3000円とかしたと思いますが....以前はメールでやり取りでしたが、今はWebで簡単に注文できるようです。
現在多忙でブログは放置状態で今頃コメントに気づきました。返答遅くなりすいません。
ダイオードの非線形性を利用したメーター回路を教えて頂き有難うございます。また中間タップ付のボリュームの入手ほができるとは驚きました。
理系の人間ですが生物系なので回路等の知識はMJからの知識のみで完全なしろうとです。
CA-V1のノイズ感は現在のデジタルソースでは皆無です。
音質は中々比較に聞くアンプもなくブログに取り上げたアンプとの相対比較になりますが。
ベイサイドネット購入のLM3886アンプ
あくまでもニュートラルでアンプとしての自己主張は皆無です。電源は余り強力ではないので低音部の力感には欠けているのではないかと思います。電源の改造でかなり変わりそうです。タンゴトランスのA65Sが2個あるので改造でもと思案中です。
HARMAN KARDON A-750
全体に楽曲のデテールがスポイルされることまくまろやかにきかせてくれます。音場が2つのスピーカーの外側にまで広がりスピーカの存在感が消えて音楽空間が広がります。
YAMAHA CA-V1
元気よく楽曲のデテールを主張します。ただ音がスピーカに張り付く感じでスピーカの存在感がめだちます。高域はややはだざわりがあらい感じがします。ただ直後に終段が飛んでしまったので正常動作ではなかったかもしれません。まだ修理などできずお蔵入り中です。
YAMAHA A-750
低音の力感、楽音が重なる時の分解能はなかなか優れものです。CA-V1との格の違いはあきらかです。
YAMAHA A-950
A-750 をさらに滑らか、かつ低音の力感が強まります、すっかり惚れ込んでいます。メインシステム用にとブログでアップした1台以外2台調達しています。整備がおわったらブログにアップの予定です。