YAMAHA CA-V1というプリメインアンプが1976年ころに発売されました。YAMAHAのセパレートアンプはブラックパネル、プリメインアンプはエレガントな(自分ではそう思います)シルバーパネルが多いのですが、これとは異質なブラックパネルにパワーメーター付の精悍なデザインのシリーズです。一機種で国内は終わっているようですが当時人気があったようで、私の憧れの一つでした。
オークションでも時々見かけていたので手にしてみよう思い、ハーマンカードン A750より先に入手していましたが手付かずにしていました。
画像はオーディオの足跡からの引用です
オークションでの落札です
通電できません、ヒューズが切れています、簡体は比較的きれいとのことで結構オークションでもせって落札しています。
早速中をみてみます
簡体はとても大きいのですが、中身はハーマンカードンA750を見たあがりには、余りにもスカスカで驚きます、値段も1976年当時33000円と安価な価格帯域のものなのでしかたないでしょう。ただ放熱器が大きな板で簡体の補強にもなっていて、また入力切り替えも線を引き回さずにロータリースイッチに延長シャフトを使い配線を最短にもっていっているのは高級機のようでなかなか見事です。
さらに細かい拡大すると
もう40年近い日々を感じさせます。最後に後方のイコライザーアンプ、入力切替スイッチ基盤ですが
入力回路に裏打ちした線がとりつけられています、前オーナーが手をいれているようです。
明らかな配線のはずれ、ハンダのクラックがないのを確認して、では動作するかヒューズを入れてスイッチをいれると、まばゆいばかりの光とともにヒューズが切れてしましました。
よくよく見るとパワートランジスターの付け直した跡もありなにか決定的な問題がありそうです。
トランジスターの交換が必要かと思いますが、どこに原因があるかわからず片はしから交換してみるしかないのですが、通販のサイトをのぞいてみても、ドライバー用のペアトランジスターなども意外と高くこれだけのコストをかけるべきかと悩みます。
かといって以前の憧れのアンプであり、また回路もすこし面白いので復活はさせたい。
回路も見てみると
初段がトランジスター入力の差動回路になっていますが、定電流回路は無く実装でもトランジスターの熱結合もなく反転信号はカレントミラー回路のドライブのみしています。初段でカレントミラーは珍しい気がしますが、2段目はトランジスター1コのシングル動作のようで利得はあまり高くないようです。初段の利得が高く、2段目以降の利得が低いのは音質的に良く、真空菅アンプの音質が好まれるのは初段に利得の大部分をおいてるからではないかと、何かの記事で読んだ気がします。
また回路図の上の赤丸の部分を見ますと真空菅のOTLアンプのブーストストラップ回路のような感じで正帰還回路のようにも見えます(違うようでしたらご指摘ください)これにより躍動感でも出ているのでしょうか。このアンプの評判も元気の良い音を言われていあますが、このあたりが上手くスパイスをきかせているところかもしれません。
こんなところもあり是非復活はさせたいです。
オークションでも時々見かけていたので手にしてみよう思い、ハーマンカードン A750より先に入手していましたが手付かずにしていました。
画像はオーディオの足跡からの引用です
オークションでの落札です
通電できません、ヒューズが切れています、簡体は比較的きれいとのことで結構オークションでもせって落札しています。
早速中をみてみます
簡体はとても大きいのですが、中身はハーマンカードンA750を見たあがりには、余りにもスカスカで驚きます、値段も1976年当時33000円と安価な価格帯域のものなのでしかたないでしょう。ただ放熱器が大きな板で簡体の補強にもなっていて、また入力切り替えも線を引き回さずにロータリースイッチに延長シャフトを使い配線を最短にもっていっているのは高級機のようでなかなか見事です。
さらに細かい拡大すると
もう40年近い日々を感じさせます。最後に後方のイコライザーアンプ、入力切替スイッチ基盤ですが
入力回路に裏打ちした線がとりつけられています、前オーナーが手をいれているようです。
明らかな配線のはずれ、ハンダのクラックがないのを確認して、では動作するかヒューズを入れてスイッチをいれると、まばゆいばかりの光とともにヒューズが切れてしましました。
よくよく見るとパワートランジスターの付け直した跡もありなにか決定的な問題がありそうです。
トランジスターの交換が必要かと思いますが、どこに原因があるかわからず片はしから交換してみるしかないのですが、通販のサイトをのぞいてみても、ドライバー用のペアトランジスターなども意外と高くこれだけのコストをかけるべきかと悩みます。
かといって以前の憧れのアンプであり、また回路もすこし面白いので復活はさせたい。
回路も見てみると
初段がトランジスター入力の差動回路になっていますが、定電流回路は無く実装でもトランジスターの熱結合もなく反転信号はカレントミラー回路のドライブのみしています。初段でカレントミラーは珍しい気がしますが、2段目はトランジスター1コのシングル動作のようで利得はあまり高くないようです。初段の利得が高く、2段目以降の利得が低いのは音質的に良く、真空菅アンプの音質が好まれるのは初段に利得の大部分をおいてるからではないかと、何かの記事で読んだ気がします。
また回路図の上の赤丸の部分を見ますと真空菅のOTLアンプのブーストストラップ回路のような感じで正帰還回路のようにも見えます(違うようでしたらご指摘ください)これにより躍動感でも出ているのでしょうか。このアンプの評判も元気の良い音を言われていあますが、このあたりが上手くスパイスをきかせているところかもしれません。
こんなところもあり是非復活はさせたいです。
私も記事の機種を入手しているのですが、ほぼ機能しているのですが、唯一メーターランプが点灯しません。
テスターで計測しても通電してないと思います。
サービスマニュアルも入手できず、何もわからないのですが、もし基盤上で怪しい箇所を教えていただければと思い書き込みました。
お忙しい中申し訳ありませんが、よかったらアドバイスいただけたら幸いです。