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日々の工作など

STEREO誌2016年8月号付録 FOSTEX M800 製作記 1

2016-07-24 00:04:37 | オーディオ
またSTERO誌のスピーカー付録の季節がめぐってきました。早速一冊購入しました。


本体をみてみます。PW80と比較してみます



フレームが同じなので色違いの双子のようです。



マグネットは5mm違いで大き目です。


周波数特性図をを見てみると



インピーダンス特性を見ると3000Hzより少し上の周波数で特性の波が見られます。おそらくエッジの反射による特性の乱れでここまではピストンモーションをしているようです。紙コーン紙の8センチユニットではピストンモーションは1700Hz位までなので紙の音速に比べてアルミニウムの音速が速いおかげでずいぶん高い周波数までピストンモーションが可能なようです。

とりあえず去年のP1000用に作った2重共鳴管のボックスに入れてみました。



しばらくP1000のかわりにVifa TG9FD10を入れていました。



周波数特性をはかってみました。まず軸上1センチです



見事にフラットな特性で3000Hzまでは完全にフラットでここまではピストンモーションしているようです。3000Hzでエッジの反射で特性が乱れているようです。

10センチまで離れて共鳴管の出口とスピーカーの中間で特性をはかりました。



50Hz近くまでレスポンスがしっかりあります。低音の出しやすいユニットなのがわかります。

比較にP1000 TG9FD10の特性と比べてみます。





この2機種をしのいでいます、みごとなユニットです。

大音量では高音は荒れますがこれはフルレンジではしかたないのでしょう。でも高域はまだまだ鳴らしたてのため評価はあとにします。、大化けするかもしれません。

また今回のSTEREO誌のFOSTEX社の公式エンクロジャにスタガードバスレフの記事が掲載されていましたが。一方のユニットの高音をカットするところまで私のスキャンスピークの5センチユニットの使用モデルとそっくりです。マネされたか、そんなことはないでしょう、だれでも思いつきそうなことですから。

その記事はこちら

http://blog.goo.ne.jp/mimihanakuro/e/7507c685251767651027be1f997b59f8