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日々の工作など

YAMAHA A-950再生記 3

2016-11-23 22:05:25 | オーディオ
アイドリング電流の調整出来ない原因の検索をすすめていました。仕事の関係で手も出せず1か月ほどあれこれ悩んでいました。




引き続き回路図の赤印の検証をすすめています。

終段トランジスターもはずしてHFE測定 2SA1333は47 2SC3370 は63と差はありますが作動しています。念のため正常な右チャンネルも2SA1333も念のため測定したら同じ 47で左右そろっています。

ドライバーの2SA1306 2SC3298も記録しそびれましたが正常

小信号用トランジスターの劣化は少ないだろうと思いここでまた考え込んでいましたが、まさかプリドライバーはと思い2SA1145 2SC2705を取り外してみました。



写真の通りで電極の黒化もなく見た目から異常とは思えませんでしたがhfeを測定したら





どちらもショート状態でしたようやくアイドリング電流の不良の原因がみつかりました。

同形のトランジスターの持ち合わせはありませんが若松通商で入手できるので注文しましたが、動作確認がしたくなり手持ちの2SA970 と2SA2240 で運転してみることにしました。A-950の電源電圧はプラスマイナス76Vで152Vですが8Ωでの最大実効出力は120Wでピーク電圧は √(出力×2÷インピーダンス)なので44ボルト 合計で120Vとギリギリ耐圧電圧がまにあいそうです。

これでアイドリング電流が調節可能になり、音出しも可能となりました。1か月長い原因探しが終わりました。






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