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STEREO誌2012年付録 スキャンスピーク10F8422-03 製作記 6

2016-10-08 01:59:04 | オーディオ
スピーカーを1か月ほどエージングしたみました。といっても常時音出しをしていたわけでもないのですが。

パソコンラックでは大きすぎるのでテーブルの上での再生です。



特性を見るとトーン補正無しでは
初めは


エージング後は



トーンコントロール補正後は

初めは

エージング後は



となりました。特性ではあまり変化はありませんが低音用のユニットはおろしたてのため初めは低音が出にくい感じでトーンコントロールなしでは低音が寂しい感じでしたが、エージング後はトーンコントロール無でも寂しい感じではなくむしろトーンコントロールによる低音の増強が不自然に感じるようになりました。周波数測定でもエージング後のトーンコントロール補正では低音の音圧の上昇が強いようです。

高音の特性はもともと純音による歪率特性の優れたユニットであるせいか(分割振動でも良い音を出してくれるユニットであること)、高音と低音の再生を分担させたことで低音再生時の大振幅による高音の変調がないため大きめの音量でも音が崩れにくく交響曲もそれなりにこなしてくれます。もともと位相特性もそろっていて耐入力もツイーターのように気にする必要もないため特性の優れた6dB/octのネットワークが使用できるため労せずすっきりとした2ウェイスピーカーが組めたようです。

今年の付録のFOSTEXのM800でも同じ手でいってみましょうか。




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