大失敗をやらかしてしまいました。前回出したテクニクスのジャンクアンプの動作を確認しようと思い立ち、油断して直流もれも確認せずスピーカーに通電したら一発アウト、PW80一本を底付きせてしまいました。コーンの動きは固く、手で押すとクリックするありさまです。押して戻そうとしても全く変化ありませんでした。
今回は予備を買ってなかったので音楽之友者のホームページを見たらまだ在庫はあり、送料も無料なので買おうかと思っていたところ、VIFAのTG9DF10-8のことを思い出しました。
つなぎにと取り付けてみました。
フレームはプラスチックです、ネジ穴は4つなのですが。取り付けのフレームは3本足で2012年のスキャンスピークの付録と同一のようです。
防振、補強を兼ねてエポキシ接着剤を塗ります
でユニットを取り付けますが
間に紙がはさまっていますが、プラスチックのフレームがヤワでネジを締めるとネジの間が曲がって浮いてきてしまい隙間ができてしまうのです。金属フレームと違い厄介です。
隙間のあくところだけ隙間テープを薄くしてはりつけます
エージングなしで試聴ですが、さすがに1本3000円以上ほぼFE83と同価格だけのことはあります、コーンもグラスファイバーで腰が強く、仙人さんのサイトでも共鳴菅との相性が良いと書かれているだけあって、低音の量感が一回り多く、情報量も多く、今までの高音のやや硬い音はツイーターを無理して低い帯域まで鳴らしているせいかと思っていましたが、それもなくなりました。PW80の高音に問題があったようです。
PW80の色付けの少ない音質もとても気に入っていたのですが、この音を聞いてしまうと元にはもどれません。このままTG9FD10にします。こんな感じでユニット価格のインフレが続くのでしょうか。
でもホントにいいユニットです、PW80と同寸法、余分に飛び出しているターミナル部分にあたっているバッフルを少し削れば簡単に交換できます、よかったらお試しください。