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日々の工作など

アンプのゲインが?

2015-04-30 23:02:56 | オーディオ
久しぶりのアップです。天候もすっかり暑く?なってしまいました。

去年のSTEREO誌の付録のフォステクス共鳴菅システム(とは言ってもウーファーはこわしてしまったのでVIFA TG9FD10-8になっていますが)パソコンの台では置ききれないので板を渡してうまく収めました。アンプはOT03の1つを使用してコンピュータのモニターにしています。

スピーカーは気分でスキャンスピークの5センチの2ウェイシステムと交換してたのしんでいます。元気のいいのは共鳴菅、癖のないおとなしめなのは周波数特性の平坦化をねらったスキャンスピークのほうです。



そして期待していたPW80が発売されました。PW20とともに色々楽しめそうでとても嬉しいです。ただ値段を考えるとSTEREO誌の付録は随分お買い得だったようで、在庫のあるうちにSTEREO誌をスットックしようかと思います。

PW80の音色は低域のみ使用した場合は(2000~2500Hzくらいでしょうか)色付けが少なく、なかなかな良好な音質だと思います。

メインシステムはマルチ駆動で楽しんでいましたが、コンピュータ用に配置できた共鳴管スピーカーをテクニクスTU2500に入れたLM3886TFアンプで鳴らしてみたら、右チャンネルの音が小さいことに気づきました。メインシステムの高音用に使用していたアンプなのですがメインシステムではわからないのです、元のマルチシステムに戻して、その気になって聞き返してもです。

メーター読みでも出力に差があります。メーター回路はコネクターで接続しているので左右逆に接続がすぐ変更できるので、試してみましたがやはり右チャンネルの出力が下がっています。



ハンダ不良、接触不良ではないかとも思いましたが、それらしい所はなく、音の歪みもありません。

ボリュームの左右の誤差かと思い接続を外して抵抗値をはかりが誤差は2~3%程度で問題ありません。

原因がわからないので仕方なく、バランスつまみが残っていたのでバランス回路を復活させようかと思ってバランスボリュームを外して見たらなんと200KΩの単連ボリュームでした。






MN型ボリュームだと思っていましたが驚きました。こんな回路の簡易型だと思います。



廉価タイプのアンプらしいとも言えますが抵抗の数値もわからずバランス回路はできないので左チャンネルのみのアッテネーターにしてみました。




メインボリュームからシールド線でむすび、アース線は一筆書きになるので両端とも接続してシールドとは別にするアース線は省略してみました。このアッテネーターを僅かにしぼることで左右のバランスはとれました。



ただ問題が生じてしまいました。回路を追加したらハムをを含む残留雑音を拾うようになています。

SICA Z009160 ドームツィーターは能率が94dBもありアッテネーターももちろん使用していませんからノイズはやはり気になります、高周波ノイズ対策までしているのにこれはぶち壊しなのですぐに取り付けた左チャンネルのアッテネーター回路はすぐにとりずずし、もとに戻しました。不思議と残留雑音はもとにもどりほとんど聞こえません。アースの引き回しはむずかしいです。

アンプ本体の利得のアンバランスかと思いフルボリュームでマイスピーカーからスイープ信号を送ってみました。



綺麗に3w左右そろっています。完成基盤には問題ないようです。

ボリュームを少し絞り3時の位置にすると



やはり右チャンネルの出力が小さくなっています。ボリュームには問題ないはずなのでいったいどこに問題があるのでしょうか。

メインシステムでは聴感上問題ないのでこのままにしてみます。