随所随縁

所に随(したが)い、縁に随い、時に随い、想いに随い、書き留めていきたい。

いよいよ光生活

2006-01-23 20:25:51 | Weblog

とうとう、自宅に光ファイバを入れてしまいました。「工事費無料、とりあえず2ヶ月使ってみて不満ならば無料でADSLに戻します」とのことでそろそろ潮時かなと思いBフレッツに変更することにしました。今まではADSLを利用していたのですが、インターネットで映像をダウンロードするわけでもなし、現状でも特に不満はありませんでした。念のため、ADSLの転送速度を計測してみると、なんと下り1.9Mbps、上り552kbps。確かに自宅は山奥にありますが、ADSLの30Mbpsサービスのはずなのに、これほどひどいとは・・・

昨日工事の方が来られましたが、すぐそこの電柱まで光ファイバが来ており、自宅敷地内までは電柱2本分、30mほどで済みました。こんな山奥まで光ファイバが来ているとは思わなかった・・・NTTがBフレッツ(ひかり電話)を猛烈な勢いで推進しているのもわかるような気がします。数年前までは、FTTH(ファイバー・トゥー・ザ・ホーム:各家庭まで光ファイバを敷設する)の実現は相当難しいと思っていたのですが、光ファイバ網の整備は相当進んでいるようです。工事は、自宅内の光終端装置まで。そこから先のルーターの設定は自分でやることになりました。

パソコンやパソコン周辺機器といえば、分厚い設定マニュアルがおなじみですが、このルーターには「フレッツ超カンタン設定CD-ROM」が添付されており、どうやらこのCDをパソコンに入れればカンタンにルーターの設定ができるようです。パソコンやルーターの設定くらいはマニュアルを見なくてもできると思っていたのですが、一応、「正式なやり方」でやってみようと思い、CDを入れてみました。

すると自動的にマニュアルが起動し、大きな文字、音声によるガイダンス、と、とにかくわかりやすくするためにメーカーも努力しているんだ、ということは感じ取れました。しかし、「BフレッツかADSLかを選択」→「マンションタイプか自宅タイプかを選択」「ルーターがあるかないかを選択」・・で最後は「ルーター設定用のCDと入れ替えるか、ブラウザで設定してください」とのガイダンス。余計なところが簡単で、肝心のところがちっとも「超カンタン」ではないじゃん、とツッコミつつ、ルーター設定用のCDに入れ替えたら、「このCDはWindows XP SP1のみ対応しています」と表示。最近では、多数の人がSP2にしているはずですし、その辺の事情が分からない人にとっては、ただ不安にさせるだけのガイドになっています。もはや、この手のマニュアルは、これ以上改善できないのでは、と思ってしまいました。「BフレッツかADSLか」くらいは、わざわざユーザーにクリックさせなくても、自動的に識別できるのではないかと思うのですが。

結局「超カンタン」も使わず、直接ブラウザでルーターを設定して無事、使えるようになったのですが、この手の「設定」はまだまだ、パソコン屋さんに全てお任せするか、職場の「パソコンマニア」を捕まえてやってもらうしかなさそうです。ともかく、これでいよいよ光生活。念のため転送速度を計測してみると・・・下り、上りとも22Mbpsあまり。ADSLより早くなっていますが、100Mbpsくらいになると思っていたのに・・・・・