【最新更新日】2023年9月3日
【投稿日】2021年2月21日
二月も終盤に入りました!
寒さも緩んで、春の気配が感じられるようになってきました~
↑のんびりとお昼寝する伝之助くん
さて、飼い主のクルマ選びも佳境に入り、「乗ってみたい車には、取り敢えず乗ってみるぞ!」という感じになってきました。
ここで、身長約150cmの飼い主のクルマ選びの個人的な条件をご紹介します。
- 全方向の視界が良いこと
- 最新の安全装備であること※衝突被害軽減ブレーキが夜間の歩行者にも対応していること
- 全長4000㎜程度、全幅1695㎜程度(5ナンバーサイズ)であること
- 取り回しが良いこと(最小回転半径5m以内)
- 全高が高すぎないこと(1600㎜以内)※身長が低いので、全高が高いと不安感があります
以上の条件で、クルマ選びをしております。
以前の記事にも書いたのですが、飼い主の愛車・トヨタの小型車くんの13年目の車検が近づいています。
20歳でトヨタのカローラⅡに乗り始めて以来、約四半世紀にわたってトヨタ車を乗り継いできました。
本来ならば、迷わずにトヨタ車から選ぶのですが、最優先事項の「視界の良さ」という点で、最近のトヨタの小型車には少し不安があります。
そこで、今回は新型「フィット」も視野に入れて、「フィット」と「ヤリス」を軸にクルマ選びを始めました。
思えば、飼い主が今の愛車と、のんびり13年の時を過ごしているうちに、自動車メーカーは国内市場よりも海外市場をターゲットとする時代の流れになったようです。
特にトヨタの小型車は欧州市場を意識しているらしく、海外の身長の高い方々に照準を合わせているので、約150cmという小学生サイズの飼い主が、周囲を楽々と見渡せる車が少なくなってしまいました。
「パッソがあるのでは?」とも思うのですが、ダイハツ製で、衝突被害軽減ブレーキの開発が遅れている模様です。
「ダイハツさん、早くカローラ級の自動ブレーキ機能を開発してください!」と切に願っております。
【追記】2020年7月21日
2020年6月に発売された軽自動車「タフト」から、ダイハツの衝突被害軽減ブレーキの性能が大きく進化したそうです。
新しく採用したデンソー製のカメラにより、夜間の歩行者にも対応するようになったとのことで、今後はダイハツ車にも注目していきたいと思います!
今秋にマイナーチェンジされる予定と言われている「トール」(トヨタでは「ルーミー」)では、夜間歩行者対応になる可能性があります。
ロッキー(トヨタでは「ライズ」)がマイナーチェンジされる際にも、夜間歩行者対応になると思われるので、とても楽しみです!
前置きが長くなりました
「フィット」と「ヤリス」の発売待ちをしていた間に、トヨタ「シエンタ」とホンダ「フリード」をお借りして、それぞれ約100㎞走りましたので、その感想を書こうと思います!
シエンタ(旧型)について(2022年8月モデルチェンジ前の型です)
中学時代からの悪友?が、初代シエンタに乗っています。
子育てをしていると、やはりスライドドアは重宝するそうです。
飼い主も、犬と一緒に出掛ける機会が多いので、愛車はスライドドアです。
シエンタのサイズは、我が愛車よりも大きいです。
現行シエンタは、後部座席に向けて窓のラインが上がっているデザインなので「後方視界が良くないのではないか?」と思い、今までは対象から外していました。
しかし、「この際だから乗ってみよう」という気持ちになり、レンタカーをお借りしました。
↑シエンタさんです!
全長:4,260㎜
全幅:1,695㎜
全高:1,675㎜
最小回転半径:5.2m
お借りしたのは1.5Lのガソリン車で、グレードは「X」だと思います。
飼い主の条件からしますと、「全長が長く、全高が少し高く、最小回転半径が少し大きいかな?」という感じです。
衝突被害軽減ブレーキは、昼間の歩行者には対応していますが、カローラなど最新の装備搭載車と比べると少し古い設定です。
実は以前、初代イプサムに乗っていた時期がありました。
イプサムは、全長4530㎜×全幅1695㎜×全高1620㎜、最小回転半径5.5mです。
飼い主には十分に大きく、安定感のある良い車でした!
ただ、車体が大きいのと小回りが利かないので、日常的に狭い道や駐車場を利用する身には扱いが大変でした。
親父殿の「大きくったって、すぐに慣れて運転出来るだろ」という言葉を真に受けた自分が悪いのです
結局、一年で泣く泣く弟に譲り、弟が「姉ちゃんのお下がりだからなぁ…」と言って数年でイプサムを卒業した後は、親父殿が責任を取る形で引き継ぎ、しばらく我が家のファーストカーになっておりました(日産の「走り」を重視したセダンを乗り継いでいる親父殿には、珍しい経験だったと思われます)
後部座席の乗り心地も良く、たまに犬も含めて家族でドライブに行くのに最高の車でした
…という痛い失敗(若気の至り?)があるので、背が高く、最小回転半径の大きい車の運転はトラウマになっています(←大袈裟です)
シエンタに話を戻しましょう。
↑左斜め前の視界です。
↑我が愛車くんの視界です(比較のため)
↑右斜め前です。
↑愛車くんです(比較のため)
↑シエンタさんの後方の視界です。
↑バック駐車の時の視界のイメージです。
↑愛車くんの後方視界です(比較のため)
<シエンタに乗った感想>
高速道路を走っている時、視点が高く、遠くまで見渡せて爽快でした!
急カーブにさしかかっても、Aピラーで視界が遮られることもなく、久々にイプサムで長距離走行を楽しんでいた頃の感覚を思い出しました!
当時のイプサムと比べると、ハンドルも軽く、車体が軽やかに動く感じで、バック駐車も楽でした。
「お~、これは良いのでは!」と思いつつ、レンタカー返却のために一般道を走っていた際に、ハプニング?に遭遇しました。
千葉市中心街の信号機のある交差点(登り坂になっていて、歩道が広く、交通量も多い)を左折する際に、「横断歩道を渡るのかな?」と予測していた手前側(同一進行方向)から来ていた歩行者を、一瞬見失うという場面に遭遇しました。
実際には、歩行者は横断する前に方向転換していたようです。或いは、道沿いのお店やビル等に入ったのかも知れません。
奥側(対向側)から渡ってきている歩行者が多かったので、停車していました。
奥側からの歩行者の動きを見た一瞬の隙に、視界(サイドミラーや肉眼)から消えてしまった印象です。
「手前側に、歩行者はいない」と自信を持つのに、普段よりも時間を要しました(ほんの一秒程度のことだと思うのですが…)
今の愛車では、そういった判断に迷うことはなかったので、その点が少し不安になりました。
右折時はよく見えるのですが、身長の低い飼い主には、左折時の左側の視界に、少し不安が出ました。登り坂だったことも大いに関係しているのかも知れません。
こういう不安を払拭できない心配性な性格なので、長年の経験から、泣く泣く諦めることにしました
これは飼い主の身長の低さが要因で、シエンタさんに問題がある訳ではありません。普通の身長の方なら、何ら問題はないと思われます。
走り自体は、カローラツーリングと比べると、少しフワフワした感じはありましたが、軽やかで快適でした!
…という訳で、身長の関係で左折時の視界が問題となったものの、視点が高い車の良さを再認識したので、今度は左右方向の視界の良さそうなホンダのフリードに乗ってみることにしました。
フリードについて
飼い主の住んでいる住宅街の近くにホンダの販売店があります。
その関係もあるのか、ご近所でもホンダ車に乗っている方が沢山いらっしゃいます。
また、割と子育てファミリーが多い地区ということもあり、旧型・新型共にフリードを見掛ける機会が多いです。
「スライドドアで便利そうだけど、車体が大きいからなぁ…」と思いつつ眺めていました。
今回、シエンタにも乗ったので、ライバル?として比較されることの多いフリードにも乗ってみることにしました。
↑フリードさんです!
全長:4,295㎜
全幅:1,695㎜
全高:1,710㎜
最小回転半径:5.2m
カーシェアリングを利用しました。
1.5Lのガソリン車でグレードは「G」だと思います。
全高が少し高いのですが、窓のラインが水平且つ低い位置にあるので、左側や後方の視界は良さそうです。
「ホンダセンシング」が搭載されていますが、2016年の発売時から、衝突被害軽減ブレーキの性能はアップデートしていないとのことでした。
その点が少し残念ですが、必要十分な装備とも言えます。
↑左斜め前の視界です。
広々としています
普段は駐車場で撮影するのですが、長い信号待ちの間に撮影しました。
↑右斜め前の視界です。
↑運転席から少し振り向いた時の視界です。
窓のラインが低いので、よく見えます。
↑左斜め後方(駐車時をイメージ)の視界です。
シエンタと比較してみると、左折時の視界は、個人的にはフリードの方が良かったです。
逆に右折はシエンタの方が良かったように思います。
ホンダ車には、旅先でフィットの前身の「ロゴ」をレンタカーでお借りしたことがあります。山道を登ったのですが、軽やかに走ってくれました。
また、前に勤めていた職場で、軽自動車のライフに乗っていたことがあります。こちらも軽くてスムーズな走りだった記憶があります。
ただ、ここ十年くらいはホンダ車に乗っていませんでした。
今回、フリードに乗ってみて、視界は広いし、走行安定性も良いし、スピードの出方も自然で「凄く良いな~」と思いました!
しかし、フリードの三角窓の視界は、凄くよく見える場面と、逆によく見えない場面がありました。
ここでも、飼い主の約150cmの身長が影響していると思われます。
また、視点が高くて視界が広いのは利点なのですが、様々な情報が目に飛び込んできて、逆に運転疲れをする…という感じになりました。
トヨタ車と比べると、サイドミラーが小さいことと、サイドミラーが運転席から見て少し手前の位置にあることも影響したのかも知れません。視点の移動と後方確認に少し気を遣いました。
走りやすくて気分爽快だっただけに、その点が少しだけ気になりました。
新型フィットの視界が良くなったように、フリードも次のモデルチェンジでは更に視界が良くなると思うので「それまで待とうかな?」という気持ちになってきました!
今回も長文になってしまいました
お読みいただき、ありがとうございました
【追記】2022年6月4日
トヨタ・シエンタが、今年(2022年)夏頃に、フルモデルチェンジされる…という情報があります
クルマ雑誌の予想イラストを見ると、ルノーの初代カングーに似ている感じもあり、とっても楽しみです
現在の愛車・ヤリスくんと共に、まだまだ「飼い主のクルマ選び」は続きそうです