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Maeda Niina BLOG

レナード衛藤3daysライブ終演!

2018年03月08日 17時37分00秒 | Performance2018
3月4日〜6日、南青山マンダラにて行われました、「レナード衛藤“生誕記念”3days ライブ」終演いたしました。
足をお運びくださった皆様、ありがとうございました。

独特の雰囲気を持つマンダラが、上野雄次さん作の木像の存在によって更に異空間となった3日間、
3日ともそれぞれ、出演者も、この木像も、居場所が変わりました。

こちらは初日のもの↓


後ろに並ぶ木像は、レナードさんが「ニューヨークの摩天楼のよう」と仰っていましたがまさにそんな感じ。
洗練と自然素材の土着のバランスが絶妙。
木像群は照明によっては氷柱に見えたり、トーテンポールに見えたり、ちょっとした角度で表情が変わり、見たことのない世界観が広がっていました。

こちらが摩天楼のように見えた木像たち↓






ダンスが入ったのは3/6のみ。

今回、まるで音楽家同士で即興演奏するような状況でのソロダンスのシーンもありました。
創作し準備したもの(振付)も織り交ぜつつ、ほぼ即興的にコミュニケーションしていくことで紡ぐシーン。
写真はリハーサルより。



随分前に、レナードさんがご自身のライブにて、あるミュージシャンの方と即興演奏しているのを見て感服したことがありまして。
それは、ある意味不安定とも言えるスリリングな状況でしか生まれないこと、そういうことに美しさや感動は潜んでいるということに真に気がついた経験でした。
クラシックバレエダンサーの自分にとっては「どうしたらそんなことができるのだろう!」という感じで衝撃でした。

いま、自分がそのような状況に向き合う幸運に恵まれ挑む時、鍵となっていることのひとつは“積み重ねたものをいかに捨てられるか”ということかもしれません。
やってやってやりきって、、捨てる。 捨てるからリラックスする。余裕ができるからそこここにあるものを感受できる。
本物の方というのは、既にたくさんのことが身体に刻みこまれているから、いつでもどこでも余裕を持って、ふと、唯一無二の煌めく瞬間を提供し続けられるのかもしれません。

坂東玉三郎さんの言葉をお借りするならば、、
「感受」「浸透」「反応」。
その早さ。

随分前に知り、ずっとずっと追い続けてきて、きっとこれからも追い続けることばです。
もし自分もこれを日常的にできるようになったら悟りの境地だわ、と思いつつ、、

これからも精進し、磨いていくのみです!




レナードさん、おめでとうございます!!

そして、ありがとうございました!



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