身体の記憶を取り戻せ！

もうすぐ引越です。　

ベルリンから帰って来た時には必要最低限のものしかなかったはずの荷物、結構増えていた。
引越は7回目だけど、その度になるべく増やさないようにしよう、と思う。

できるだけ、「もの」には執着したくない。
生活に、生命に、後世に、直に繋がっているもの以外は増やさない方が良い。
もちろん、目的があってより良い結果の為に増えて行くものもある。
本当は必要な分だけをずーっと大切にして行きたい。

このことは、前にも書いたかも知れませんが、ベルリンで身に染みて学んだ事
であります。
学んだ、というか、自然にそうなったというか。
物欲が減ると視界が広がる気がする、って不思議だった。

じゃあ、なにが大切か？
それは色々ありますよね。
月並みな、しかし本当のことを言えば、地球、家族、友人、人間関係、先祖。。。

その為にはまず、ひとりひとりが生きること、すなわち生き生きとすること、なのかな。
現代社会では難しくなって来ている、人間的な生活をすること。

かつては生きるのに必要で大切な行為、行動とは何なのかを皆が理解していた。
その行為は、人類共通のものであるように思えます。
今こそ、今まで日本人がして来たことの中からそれを見極め大切にしていかねばならないと思う。

そしてそのひとつはに、きっと、

“祭”　がある。

このなかにたくさんの生きる要素が詰まっていると思うのです。
生活そのものなのです。
身体があればできる。感動を、身体で、五感で、味わえる。
音楽、唄、踊り、そしてその土地の空気感。
身体は勝手に、大昔から、喜びを記憶していると思うのです。
身体が喜べば心もそちらへ引っ張られる。
人間関係ももっともっと良くなる。
自然と共生してきた日本人が創り、今失われつつある文化に常に着目していきたい。
生粋の都会人である私だからこそ。


というわけで！！
また近々、祭りの取材に行ってきます。
身体の記憶を呼び覚ましに。

そして取材の先には、、、、
ふふふ。

期待していてください！！