aratana!

Maeda Niina BLOG

京都へ

2012年04月03日 17時02分48秒 | niina
帰国して間もないのですが、京都へ行って参りました。
 
先ほど暴風雨をなんとか切り抜け帰宅。
1年強の海外生活を経た今、自分の目はどのようになっているか感じてみたくて計画したこの旅、
じっくり味わうことが目的だったので計画通りには行ききれず、断念した場所も多かったのですが、とても良いものになりました。

まずは、、、知らなかったのですが、4月1日はちょうど「都をどり」初日であり、友人の配慮でチケットをとって頂き、見て来ました。

「歌舞練所」という劇場に入ると、まずは美術品などの展示を見て回ります。
それから庭園もある、待合室へ。そして続いて「お茶席」に通されます。
舞妓さんがお茶をたててくださり、私たち観客はおまんじゅうとお茶を頂きます。
おまんじゅうのお皿はお土産にもらえます!
そして最後にお土産売り場を通って、、、いざ客席へ。わくわくは絶頂に!

そして開幕。若々しい舞妓さん達が練習の成果を発表します。
3列目のかぶりつきだったので結構必死な様子を目撃してしまいました。
まだ舞台経験が浅い舞妓さんの踊りなんですね。
しかし、観客が舞台にたどり着くまでの道のりの長さには驚きました。
ちょっと急いで劇場に向かった人も落ち着ける準備の時間。
演者だけでなく観客も準備するんですね。

そしてもちろん、神社やお寺巡りも。
(↓写真は青蓮院のライトアップ)
 

中でも印象深いのは「貴船神社」。和泉式部が縁結びを願って通い詰めた神社。
 

そして「日向大神宮」。
能舞台もありました。芸能の神もいらっしゃる。
京の伊勢と言われているそうで、天照大神が祀られ、天岩戸もくぐれます。
 

どちらもゆるやかな山道を上がり、わりに長い参道を通って行きます。
  
今までここを通った人たちのことを想像しながら、自然と一体になりながら。
この自然のなかに、あらゆるところに、神が宿っているのだと再認識していく。
この時間がどんどん自分を浄化してくれ、心が広がる。


ー 道のり ー


今回の旅であらためて思うこと、それは「結果が全てではない」ということ。
もちろん結果は大事だし、結果を出さなければ意味がないと思われることも多い。
しかし過程をおざなりにして出た結果は美しくない。逆に精一杯やったことにたとえ今、結果が出なくてもそれは教訓になり後悔はしない。
当たり前のことなのですが。

また、今回は紫式部が縁結びを願ったという「上賀茂神社」も訪れ、
いにしえの女の想いを感じる旅でもありました。


おまけ。
↓写真は貴船神社に向かう途中にある「相生(あいおい)の木」。
1つの根から2つの木が育った珍しい杉。樹齢千年、御神木です。
2本の杉の真ん中、良く見て下さい。精霊ですね。









最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。