「くじらじ」第31夜も終わり、今年も残すところ...

2020年も終わりますね。

今宵もバレエTV「くじらじ」をお聴きくださったみなさま、ありがとうございました。
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そして2020年も残すところあと1時間！

今年は世界中のほとんどの人々が非常事態を体験し、まったく想像していなかった年になったのではないかと思います。
私も例外なく、仕事は大きな打撃を受けた職種のひとつであることは間違いなく、
でも同時に、自粛期間も元気で問題なく過ごせたことはほんとうに有難いことでした。

振り返ってみれば...
1月のレナード衛藤さんのヨーロッパツアー、そして2月の「Mixed Program」( 主催：Angel R Dance Palace)が滞りなくできたことは、本当にギリギリだったし幸運であったと思います。

3月中盤からはいよいよ危機感が高まり、そこから5月いっぱいまでは仕事はすべてストップ。
家と散歩の毎日。季節が春だったことはいろいろな意味で救いだったなあ、と。
この期間、レッスンなどオンラインだからできることが増えたし、人とも繋がりを感じられて、インターネットやSNS社会に本当に本当に感謝した日々でした。

6月からは、講師の仕事はほぼ全てのスタジオが再開し、振り付けの仕事も少しずつ始まり、一気に体力使う日々になりました。
そんな中嬉しかったのは、未来のダンサーたちが輝いてくれたこと、
そしていくつかあった「再会」「再燃」でした。

時間ができたことでバーレッスンをすること(＝自分にしっかり向き合うこと)の楽しさが再燃、
興味があったことを思い出し再燃 (初めての“趣味”ができた！？)、
オンラインを通じオンライン上で会えた久々の再会 、
そして数年ぶりにリアルで会えた人との再会は大きかった。
どれも自粛生活がもたらしたことです。

「くじらじ」もそうです。
2年前に出たアイディアが実ったという意味で、再燃。
この「くじらじ」を聴いてくださる方や、ゲストとしていらしてくださった方との会話を通じ、自分にとって大切なことを自覚できたこと、
それは大きな実りでした。

仕事が再開してからの半年は、あっという間でしたが濃かった。
生きていること、周りの暖かい人々と繋がれていることに感謝の気持ちいっぱいに今夜をむかえています。
ここからの1年も今ある感謝を胸に、過ごしていきたいと思います。

2020年、関わってくださったり、このブログを読んでくださり、ありがとうございました。
また来年も、どうぞ宜しくお願い致します！

前田新奈