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Maeda Niina BLOG

週末観劇記3つ

2012年11月25日 22時07分14秒 | niina
時間空いてしまいましたが、、、
先週末の観劇日記です。
ひとりごとみたいなものでございます。

まずは金曜夜。
インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンスカンパニー
『ボンビックス モリ』そして『ラッシュ』。
世田谷パブリックシアターにて。


このカンパニーを見るのは3回目。
期待は裏切られなかった。
具体的な「もの」も使っているから、観客それぞれが色々な連想や想いをはせる余地があってかわいくてシュール。サーカスのよう。
私はこのカンパニーが大好きで素晴らしいと思っている。
しかしもっともっと、揺さぶられたかった。
ダンス関係者としてでなく一ファンとして。
芯の情熱が見たいと思った。
お洒落、身体がスゴい、空間や構成のデザインも素敵。
非の打ち所がないけれど。もっと単純に、、、
今のわたしの生活、クリエイション、感覚、状況が多いに関係していると思う。
インバルピントがどうこうというより、私はきっとそう言うものに魅かれるんだと再認識した時間だった。


土曜日。
神田コミュニティアートセンタープロジェクト『TRANS ARTS TOKYO』のプログラム、
『燃える人影』。
旧東京電機大学校舎にて。


約30分のパフォーマンス。その間ほぼずっと完全暗転。
真っ暗闇。
目をつぶっても開けても同じ風景。これは初めての体験。
声や音が聞こえるだけ。
確かに存在するものが何なのかがわからなくなる。
そして思った。“生身って良いな”。


土曜日その2。
F/T 勅使川原三郎『DAH-DAH-SKO-DAH-DAH』
東京芸術劇場にて。


期待に期待を重ね劇場へ行った。
素晴らしかった。
題材が今の私にとって大当たりだったことを除いても。
この方の視点は突き抜けている。
とにかく身体が鳴っていた。
アフタ-トークも聞けた事は、私にとってとても幸運なことだった。
身体について「不可思議だけど確かなことを探り続ける」と。
終わりはないのだ。

いまだ余韻に浸りつつ、頭と身体を動かしております。






 




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