Angel R Mixed Program -February Ballet Night 2020-

昨夜はくっきりと美しい満月の夜でしたね。

昨日は2月の新作“モーンガータ”の大手可奈さんとのリハーサルでした。
Great Dancer!!


これで出演者の方とのリハが全てスタートしたことになります。

モーンガータ(Mångata)とは、スウェーデン語で、“水面に映る道のような月明かり” という意味です。 
ストーリーは月の女神に関する古層神話から想を得て自分なりに膨らませており、未だ終わりが見えず闇の中を迷走中；
この作品のテーマに「闇の中から見出す光」「タイミング」というようなことがあるので、自分もまあ、焦らず見出していけたらと思っているところです。

音楽はレナード衛藤さんに依頼させていただき、2回に渡りスタジオに入りレコーディングしていただきました。
贅沢。
レコーディング時は、事前に簡単なプロットお渡しし、全体の時間だけをお伝えして、あとはレナードさんにお任せでした。
自分のイメージにぴったりの音に唸るシーンもあれば、イメージと全く違う音が飛び出して驚き喜び唸るシーンもありました。
どちらも自分ひとりでは現れることのなかったアイディアや展開に繋がったミラクルな作業で、興奮せずにはいられない時間でした。

こういう時間はあっという間です。
時間は不思議です。
同じ時間でも状況によって、その長さの感じ方は全く違いますよね。
これも今回のテーマです。


↓レコーディング時、楽器とは思えないものも楽器に。



こうして創作過程でスペシャルなアーティストとコミュニケーションすることは、私にとって作品を創ることの根源です。
もともと踊ることに没頭してきた私が、自分自身を疑いながらも創作をやめない理由はこれなんだと思います。

ここからは自分次第ですが、5人のダンサーの方々、美術の河内連太さん、衣裳のさとうみち代さん、照明の横幕絵美さん、そしてAngelrのスタッフの方々とも話しお力をお借りしながら、光を見出して行きたいと思ってます。


Angel R Mixed Program　-February Ballet Night 2020-
2020年2月11日(日) 17:30~
練馬文化センター大ホール

他の3作品にも、たくさんの素敵なダンサーが集います。
詳細はAngel R Dance Palace のサイトへ







そして、2020年、レナード衛藤×ダンスアンサンブルは、ドイツ・ベルギツアーから始まり、渋川での公演、その他様々な場所で出演させていただく予定です。
貴重な機会がたくさん。
今の所東京での公演は予定されていませんので、ぜひこの機会に遠方へのお出かけもご検討くださいね。
でもそれは難しいという方にはぜひ東京でのこの2月公演に足をお運びいただきたく思います。

2020年のパフォーマンスの予定はこちらへ

どこかでお会いできることを楽しみに♪